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本日9月1日に発表された新型コロナの人口当たりの感染者数
奈良県は前回に続いて、全国ワーストを堅持しました!!
奈良県の人口100万人当たりの週間感染者数は11250.1人、前回より5.1%減です。前回2位の鳥取県は5.8%減の8965.4人で5位に後退しました。代わりに上位に進出してきたのが2位の青森、3位の宮城です。いずれも1万人を超えていて、前週に比し青森は20%超、宮城は40%超の増加ですので、次回は1位宮城、2位青森になることが予想されます。
全国の感染濃度分布図を見ても、東北が濃くなっています、奈良が何故全国一位なのか、なかなか説明できないでいます。
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沖縄は、このところ全国最下位を維持しています。これは、以前圧倒的な感染率の高さを続けていた時期があったので、県民の抗体保有率が高くなって(すなわち鉄人化して)新たな感染者数が減っているのだと思われます。
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沖縄県は、これまでも、全国の感染状況を1,2か月先行していたイメージがあります。それなので、沖縄の状況を見ていれば、全国の状況を先読みできる可能性があります。多分、この先一か月ほどこの第9波は静々と悪化した後、減少に転じるのではないかというのが、先行する沖縄に学ぶ「予想」であります。
現在、流行の主流になっているのは「エリス株」と呼ばれているEG5系統の変異種のようです。これまで第9波の主流になってきたXBBの流れを汲んだ変異種であり、重症化率が悪化したという報告はないです。重症化はしないけれど感染性はこれまで以上というのが私個人の印象です。
5月8日に新型コロナ感染症は5類感染症に移行しました。何度も言いますが、ウィルスは人間の都合を考えてくれません。感染した3割程度の方が一か月以上症状を感じているという広島県のデータもあるように薄気味悪い感染症であることに変わりはありません。
出来るだけ掛からないように努力しましょう。
でも、掛かってしまったら、感染後3か月は「鉄人」だからと居直りましょう。
感染後、しばらくの間は、抗体たっぷり持った鉄人です。
今の沖縄の様に
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奈良県も、数か月後には鉄人県になることを期待しております。