あれは今から半世紀ほど前の頃、東京で学生生活をしておりました。
夏休みか何かで京都の実家に帰る折だったか東京に戻るときだったか、どちらかは分からないですけれど、新幹線の車中の事です。
トイレに行く折か車中を徘徊していたのか分かりませんが、グリーン車を通り過ぎる途上で大きな声が聞こえてきました。
「どうして読売新聞が無いのだ!」
どこかで聞いたことのある野太い声でした。
そして、声の方向を見ると、どこかで見た覚えのある特徴的な顔がありました。
こんな穏やかな顔では無かったですけどね。
私のナベツネの思い出はこれだけ。接点もこれだけです。
でも、印象的な思い出ではあります。
関白宣言 さだまさし
故に一度も読売新聞は購買したことがありません。