昨日、2023年9月15日、インフルエンザ流行レベルマップが今シーズン初めて発表されました。今後、シーズン終了まで(昨シーズンは、シーズンの終了が無かったようですが・・・)毎週金曜午後に発表されるはずです。今回の発表では、沖縄、次いで九州が多い様です。沖縄はインフルエンザでも全国の先駆けとなるのでしょうか?それとも独自路線なのか、注目したいですね。
推計で一週間の感染者数が15.1万人 多くはないけれど、少なくもないですね。ちなみに、新型コロナの同じ期間の推計患者数は(私個人の推定)100万人前後だと思われます。(全国平均の1医療機関当たりの週間陽性者数:20.19人 これの0.8倍程度が全国の1日当たりの感染者数だと私は以前から主張しています それに1週間の7を乗じたもの すなわち 20.19×0.8×7=113.064 相当にいい加減な概算なので、約100万人前後としました)
各地で、9月としては異例のインフルエンザ流行入りを発表しています。
https://www.agara.co.jp/article/306290
https://www.tokai-tv.com/tokainews/article_20230914_30044
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a52241203f193dfa21eb5d2834d0fee7cfd0665
https://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/flu-2023-2024.html
https://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20230914/6000024953.html
以下は、国立感染症研究所のHPからのコピペです。
2023年第36週の定点当たり報告数は4.48(患者報告数22,111)となり、前週の定点当たり報告数2.56よりも増加した。都道府県別では沖縄県(13.43)、長崎県(8.80)、千葉県(8.58)、福岡県(7.56)、宮城県(7.34)、山口県(7.00)、徳島県(6.86)、佐賀県(6.16)、宮崎県(6.14)、東京都(5.95)、埼玉県(5.94)、熊本県(5.64)、神奈川県(5.45)、愛知県(4.89)、愛媛県(4.85)、静岡県(4.79)、三重県(4.62)の順となった。44都道府県では前週の報告数よりも増加し、2都道府県では前週の報告数よりも減少した。
定点医療機関からの報告をもとに、この1週間に、定点医療機関以外の医療機関を含む全国の医療機関を受診した患者数を推計すると、約15.1万人(95%信頼区間:13.4~16.7万人)となり、前週の推計値(約8.8万人)よりも増加した。年齢別では、0~4歳が約1.5万人、5~9歳が約3.7万人、10~14歳が約2.5万人、15~19歳が約2万人、20代が約1.6万人、30代が約1.2万人、40代が約1.2万人、50代が約0.7万人、60代が約0.5万人、70歳以上が約0.3万人となっている。
全国の保健所管轄区域で、警報レベルを超えている区域は1か所で、注意報レベルを超えている区域は41か所であった。
基幹定点から報告された、インフルエンザによる入院患者数は197例であり、前週集計時点(148例)から増加した。38都道府県から入院患者の報告があり、年齢別では1歳未満(11例)、1~4歳(20例)、5~9歳(31 例)、10代(14例)、20代(7例)、30代(1例)、40代(2例)、50代(14例)、60代(19例)、70代(24例)、80歳以上(54例)であった。
国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、直近5週間(2023年第32週~2023年第36週)ではAH3亜型が33件(75%)、AH1pdm09が11件(25%)の順であった。
詳細は国立感染症研究所ホームページ(https://www.niid.go.jp/niid/ja/flu-map.html)を参照されたい。