EOS 30D + EF-S 17-85mm F4-5.6 IS USM
なんとなく,レンズの備忘録とか面白い話とか,そういう人にこのブログ見てもらえると嬉しいなぁと思い,自分が過去に使ったレンズの話をしていこうかと急に思いついて書いていこうと思いました.また,過去の写真も出して懐かしむのも悪くないなぁと(笑)過去のカメラの話もついでに出来ますし,学生の間はこのブログをしようと思っているので,学生のことは学生の間にできるだけ振り返ろうという(笑)
その最初の1本は,中学時代最初に買ってもらったレンズであるEF-S 17-85mm F4-5.6 IS USMというダメレンズを紹介していこうと思います.僕が初めに買ったレンズはミノルタのα807si用の28-105mmだったのですが,デジタル用のレンズで長く使ったレンズで思い入れはそこそこあるので,こっちを紹介しようかと.
キヤノンのミドルクラスの一眼レフカメラの長年のキットレンズといえば,このレンズだと僕は思います.ちょうど良い大きさで利便性の高い焦点距離で手振れ補正が付いているという,かなり使えそうなレンズなのですが,広角側の写りはかなり残念だったり,開放はイマイチだったり,さらに故障が多いレンズだったりと,残念なレンズとよく耳にしてきました.僕のレンズも故障持ちのレンズで,AFが誤作動を起こすレンズなのでずっとMFで使用してきました(笑)中学時代から大学1回生までは,鉄道しか撮らなかったので置きピンでこなせばOKだったので,あまり気にならなかったのですが,今になって思えばなんて面倒なことをしてたのだと思います.そんな感じで,高校時代の写真を振り返りながら,このレンズとの思い出も語っていこうともいます.
EOS 30D + EF-S 17-85mm F4-5.6 IS USM
高校時代は,113系を撮影している機会が多かったです.すでに引退が危惧されていたのでよく撮影しに出かけていました.乗ることも忘れないように,113系に乗って篠山口駅に行ったのもいい思い出です.
写真のように,こうやって17mm側で撮影すると結構きついんですよねぇ.なぜか過去の自分は,全ての画像を900x600に圧縮して保存していてわかりにくいですが,四隅の解像度はかなり低いかったです.周辺光量落ちも開放だと結構きつかったです.このころは,レンズの歪みとか知らなかったですが,今はかなり見えてしまって気づいてしまいますね・・・知らない方が幸せなこともあります.
EOS 30D + EF-S 17-85mm F4-5.6 IS USM
キハ181の廃車回送を撮影した時もこのレンズでした.2011/03/25の撮影になっています.そういえば,この年にキハ181が引退したんでしたよね.個人的にもっともっと撮影したい被写体だったんですが,足もない時だったので架線がかかっているところでしか撮れていませんorz
このEF 17-85mm F4-5.6 IS USMを使用する時の設定はほとんどいつも決まっていて,必ず50mm以上のズーム域でF8まで絞るがお決まりでした.このレンズのいいパフォーマンスを引き出すために,基本的にこの設定にしてISO感度とSSを調整しているという感じでした.この当時は800万画素のカメラだったので,SSを1/800に落として撮影してたりしていましたが,今は絶対にそのスピードだと被写体ぶれを起こしそうな気がします.
EOS 30D + EF-S 17-85mm F4-5.6 IS USM
583系を名神クロスで・・・とても懐かしいと思っちゃいました.この時,きたぐにを撮影するために早朝から友人と撮影に行ってました.僕は高校野球をしていたので,土日の撮影はダメだったですが,たまたまオフの日があったのできたぐにの撮影に行ったという経緯があります.前日は試合で,体はかなり疲労がピークで寝ながら撮影していました.この時は溢れ出るバイタリティの元シャッターを切っていたと思うと,本当にすごいと思います.でも,今はこうしていい思い出として振り返れるので,寝ながらでもシャッターを切ってて良かったです(笑)
今は両方とも見れない光景になっていますね.583系もありませんし,その手前に写っている畑も公園になってしまいました.時代が変わればそこにある景色も少しずつ変わっていきます.
EOS 30D + EF-S 17-85mm F4-5.6 IS USM
高校時代唯一の大遠征をした際の一枚です.撮影時期は2011年12月28日です.友人ときたぐにに乗って新潟まで行ったのが懐かしいです.この年,JR東日本の24時間営業の駅がなくなるか何かで新津駅でマルヨしたことを今でも覚えています.トワイライトエクスプレスとあけぼのを撮影をしているのですが,冬だったということもありめちゃくちゃ体力を消耗して撮影したのは本当にいい思い出です(笑)
そういえば,485系ももう直ぐ無くなりそうですね.まだ9連だった雷鳥の撮影をしているのでこの一枚に貴重さを感じなかったのですが,485系3000番台の8連を見たのはこれが最初で最後になりました.高校時代の写真なので詰めが甘いことこの上ないですが,撮影できてよかったです.
これは焦点距離が35mmでの撮影になっていますが,F9.0まで絞っています.このレンズの特徴としてはワイド端は解像度が悪いですが,テレ端に行くほど写りが良いというレンズでした.35mm周辺も絞れば当時は,そこそこ写るというレンズでした.今となっては全く使えないレンズだと思いますが・・・
EOS 30D + EF-S 17-85mm F4-5.6 IS USM
ここからは流し撮りで撮影した分を載せておこうと思います.中学から高校に上がりたての一枚になるのですが,ここでは流し撮りばかり練習をしていました.まだ,高校の野球部に所属していなかったので,どれだけこの時期に撮影できるかを考えながら撮影していたので流し撮りはめちゃくちゃさえてしました(笑)今はミラーレスで流し撮りの練習をしているのですが,EVFで流し撮りは難しいですねぇ
この年の冬はめちゃくちゃ寒かったので,桜のシーズンが1週間ほど遅かったのでピークが少し遅かったみたいですね.
EOS 30D + EF-S 17-85mm F4-5.6 IS USM
さらに懐かしい写真が出てきたので,これもアップしておこうかと・・・EF66 0番台の流し撮りなのですがこれ中学時代に撮影していて驚きました.自分の子供時代のポテンシャル恐ろしい・・・今だったらこういう撮影していないんじゃないかと思ってしまいます(笑)
このレンズのは手振れ補正が入っているのですが,流し撮りに対応しているわけではなかったので撮影時には手振れ補正を切っていました.自分の感覚を信じるのか機械を信じるのか考えるところではあるのですが,この当時のレンズは手振れ補正イマイチでした.もしかしたら,故障しているかもしれないので他の個体だったら大丈夫かもなので信用ならないですがw
というわけで,過去の回想が多めでレンズの性能に関しては感覚的な部分で話ししています.厳密な数値とかは出していませんが,大体ネットの評判と同じなので合っているかなぁと思います.故障していて売値もほぼゼロなので売ることもできず,このレンズを使う機会もないので,ケースの中でずっと眠っているのですが,何かの機会があれば出してみようかな・・・でも,どっちかというとEOS30Dの方が面白いかもですね(笑)
こんな感じで,ダラダラと過去の写真の思い出を振り返りながらレンズについて話していこうと思います.第一回はEF-S 17-85mm F4-5.6 IS USMという,写りがいい面もあるけど,故障が多く詰めが甘い一面があるキヤノンの便利なダメレンズでした(笑)