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マリアの承諾 ほめたたえよう 清いおとめ マリアを8-2

2019-07-27 03:50:50 | 聖母讃歌
『ほめたたえよう 清いおとめ マリアを』聖エフレム原作、デルコル神父、江藤きみえ 共訳・編

◆8-2、天と地の、ほめうた

第2考察 マリアの承諾

⑦ ダヴィドの娘に、あわれみ〔の花〕がめばえました。それは、かの女が、アダムをつくり、世界をつくって、そのみ名が、太陽にまさるあの方〔イエズス〕の、生みの母となるためです。

⑧ さぐりえない〔神の〕みむねが働いて、〔数しれぬ〕天使たちの大軍から、主は、ひとりの天使をえらばれて、みもとに呼びよせ、おつげのために、おっかわしになりました、清いおとめのもとに。

⑨ あの天使は、〔神の〕手紙をいただきました。そこには、永遠の昔から、かくれた奥義に封じられ、託されたその内容は、おとめに平和のあいさっと、あまねく世界に伝えるための、よいしらせを含んでおりました。

⑩ 火のようにもえる天使が、くだって、〔ナザレトの〕まずしいおとめに、みちあふれる富をもたらしました。かれはまず、平和のあいさつをして、かの女につげようとしています、天地万物をおどろかすあのおんやどりを。

ー つぎに聖エフレムは、

マリアと大天使とのあいだにかわされた対話を、長く伝えています。その二、三のところだけを、うやうやしく考えましょう。

27〔天使のことば〕わたしは、うれしい知らせを、もってきました。あなたの主を、あなたがみごもる乙とを、つげるためです。おとめよ、あなたが、おん子の母となるのに、ふさわしくしてくださったお方に、感謝しτください。

36〔マリアのことば〕おお、み使いよ、わたしはもう、ためらいません、聖霊がわたしにおくだりになるのでしたら。わたしは、主のはしためです、その主権をみとめます、おお、み使いよ、あなたのおことはのとおりになりますように!

37〔天使のことは〕おとめよ、あたまをお上げなさい・処女よ、心からよろこびなさい、あなたは、もう一つの天となってくださったのです。おん子によって和睦できた地は、よろこびおどっています。

48〔マリアのことば〕そのみ名は聖く、そのみ名に賛美と祝福!このいやしいはしために、おん目をとめてくださったからです。これからのち、代々、全世界の人々は、わたしを"さいわいな人!"と呼ぶことでしょう。



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