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Appleがゴーグル型端末を開発!メタバースに参入!(共同通信)

2023-06-08 11:47:38 | 時事
 アップル社がゴーグル型の端末を開発したようです。値段はお高いですが、性能や臨場感は圧巻なのでしょう。アップルまで、この業界に参加してきました。未来の世界にある程度、メタバースがウェイトを占めることは確実なようです。

 司祭不足と相次ぐ教会の閉鎖、そしてメタバースの躍進。やがて、メタバース上でVRミサが行われる時代が来るのでしょうか。さすがに、そのようなものは秘跡として無効でありましょうが。また、ミサだけは実体のミサに与りたいと思いますが、一方で教会が遠すぎたり、体力がなくてミサに行けない人にとっては、霊的聖体拝領になるのでしょうか。

 今の流れが続けば、いずれ、メタバースがカトリック教会に関わっては来るでしょうね。私自身は、既にメタバース上でカトリック教会の存在を確認しています。教会やカテドラルが、メタバースの中に既に何軒が存在します。

アップルが初のゴーグル型端末 目の前に巨大画面の体験
2023年6月6日 11時23分 (共同通信)

【ニューヨーク共同】米アップルは5日、同社初となる拡張現実(AR)対応のゴーグル型端末「Vision Pro(ビジョン・プロ)」を発表した。現実空間とデジタル画面を組み合わせ、頭に装着すると目の前に巨大画面が広がっているように見える。2024年初めに米国で発売し、価格は3499ドル(約49万円)から。同年中に他国でも展開する。
 アップルによる新分野の大型商品投入は、15年に発売した腕時計型端末「アップルウオッチ」以来。普及が遅れているゴーグル型端末の起爆剤となるかどうか注目を集めそうだ。装着すると現実の視界の中に浮かんでいるようなスクリーンが登場し、臨場感のある映画観賞、ゲーム体験などを楽しむことができる。
 コントローラーは付属せず、目の動きと手、声で操作する。内蔵カメラで写真や3D映像を撮ることもできる。外付けバッテリーをフル充電した状態で2時間使うことが可能だという。
 アップルが年次開発者会議で発表した。ティム・クックCEOは「全く新しい空間コンピューティングを実現する」と意気込んだ。





コラム:アップルのAR端末、見た目と機能性の両立が課題 ロイター

[ニューヨーク 5日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 新たなハイテク商品を成功させるには、高い機能と使用感という2つの要求を同時に満足させる必要がある。米アップルが5日発表した拡張現実(AR)対応のゴーグル型端末「Vision Pro(ビジョン・プロ)」は、現時点ではどちらも満たしていない。ただ、競合他社に比べれば成功に至る可能性が高そうだ。

新商品の発表は、アップルの株式時価総額が過去最高を記録したタイミングと重なった。ゴーグル型端末に挑む巨大ハイテク企業は、同社が3社目だ。アルファベット傘下のグーグルは2013年に「グラス」プロジェクトを始動したが失敗して撤退。メタ・プラットフォームズは2014年にヘッドセット企業、オキュラスを買収した後、ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)肝入りのメタバース・プロジェクトにその製品を活用している。とはいえこの部門は現在、メタの売上高7000億ドルの1%にも満たない。

アップルのビジョン・プロからは、これら両方のプロジェクトの香りが漂う。メタの製品のように、スキューバダイビングのゴーグルのような見た目だ。そしてグーグル製品のように、端末を着けたまま現実世界ともやり取りできる、つまりゴーグル姿を人から見られるかもしれないということだ。ある意味で、これは現実、仮想世界の最悪の組み合わせと言える。

だがアップルには強みがある。第一にメタと違い、一貫してハードウエア事業に携わってきた。iPhone(アイフォーン)が更新を繰り返しているように、今後デザインを改良していけるかもしれない。

そしてアルファベットとは違い、人工知能(AI)製品開発にどっぷりと入れ込んでおらず、広告事業も、拡大しているとは言え全売上高の小さな部分に過ぎない。つまり新製品のユーザーは、アップルが文字通り自分たちの家の中を「のぞき込み」たがっている、という心配をする必要があまりないかもしれない。何よりティム・クックCEOはこれまで、プライバシーの価値を重んじる発言をしてきた。

もっとも、新製品の成功への道のりはまだ長い。価格は1台3500ドルと、大衆に普及するには高過ぎる。見た目がいかつくて、一般の人々による利用は限られるだろう。それに人々は現実世界と仮想世界を行き来することにまだ居心地の悪さを感じるかもしれない。しかし、美的でかつ使用感の素晴らしい端末を開発してきた実績を考える限り、アップルは競合他社よりも成功する確率が高そうだ。

https://jp.reuters.com/article/idJPKBN2XS03V





アップルの「Vision Pro」 WSJ記者が試してみた 複合ヘッドセットを実際に装着し、使用した感想は?

2023 年 6 月 6 日 16:13 JST(WSJ)

 アップルは5日、世界開発者会議(WWDC)で同社初の複合現実ヘッドセット「Vision Pro(ビジョンプロ)」を発表した。その直後、筆者はゴルフカートに乗せられ、同社の広大な本社構内のとある建物に移動させられた。アップルは筆者の頭に袋はかぶせなかったが、アルミニウムとガラスでできたコンピューターを筆者の頭に装着し、ポケットに付属のバッテリーパックを押し込んだ。

 アップルは来年初めに予定されているビジョンプロの発売で初めてヘッドセット市場に参入する。これは、仮想の世界に完全に入りこむ「仮想現実」と、仮想の物体が現実世界の視界に見える「拡張現実」とをつなぐものだ。

 そのとても無視できない価格を無視したとしても、万人向けの製品ではない。大半の人にさえ向いていない。筆者は30分デモで試用しただけだが、それでも鼻が圧迫され、少し吐き気を催した(アップルは、来年初めの発売までには、そうした点は改善されると述べている)。しかし、印象的だったのは確かだ。インターフェースとハンドジェスチャーは直感的で、3次元(3D)映画もようやく理にかなうようになり、巨大な恐竜が壁を破って実際に目の前に現れたように感じられた。

 アップルは写真も動画も撮影を許可してくれなかったが、ヘッドセットを装着した感想は以下の通りだ。

装着感はどうか?

 筆者は頭に巨大なアップルウオッチを着けられたような気がした。いい意味でだ。手首に装着するウオッチのように、ヘッドバンドが頭にやさしく巻き付いている。一方、全てのテクノロジーが内蔵されたゴーグル自体は、アップル製らしいフィット感と仕上がりになっている。

 デモの最初の15分は、信じられないほど着け心地が良かった。メタの「Quest Pro(クエストプロ)」や「Quest 2」よりもはるかに快適だった。しかし、それでも頭に多くのテクノロジーを乗せていることに変わりはない。デモを終えるころには、鼻の先と額が重さを感じ始めていた。それは、デバイスが筆者の顔に完全にフィットしていないためだとアップルは説明した。また、前面のディスプレーの縁を触ると温かかった。

吐き気は催したか?

 ビジョンプロは、現実世界とデジタル世界をとても簡単に行き来できる点が、これまで試した他のヘッドセットと異なっている。アップルウオッチのように「Digital Crown(デジタルクラウン)」が右上に付いており、それで没入感を操作できるようになっている。仮想世界に深く浸るには、それを一方に回転させ、現実世界をもっと見るには反対方向に回転させる。

 同様の実際の環境を見られる「パススルー」機能を搭載した他のヘッドセットと比較して、下を向いたときに自分の手がはるかにクリアに見えた。テーブルに置いたノートも読めた。しかも、それらを見たくなければ、すぐに消すことができた。とてもクールだが、この機能を使えば使うほど、吐き気が増した。

コントローラーが恋しくならなかったか?

 他のヘッドセットのコントローラーは、タッチスクリーンが登場する前のスマートフォンのスタイラスペンのようなものだ。ビジョンプロでは、ユーザーの目がカーソル、指がボタンの役割を果たす。

 筆者はわずかな着用時間でも、自然に操作できるようになった。デジタルクラウンを押すと、おなじみのホーム画面が現れる。選択するには、空中を指でつまむ。スクロールするには、つまんでドラッグする。大半はスムーズに機能したが、比較的小さな対象を選ぼうとした際、うまくできないことが2~3度あった。

中では何が見えるのか?

 アップルはいくつかのデモを見せてくれた。現在のところ、説得力のある用途は二つだけにとどまるように思えた。

 仕事:オフィスは実際のところ、頭部装着型コンピューターの中の方がいいかもしれない。筆者はコーヒーテーブル上の空間にメッセージ、メモ、サファリの三つのアプリを広げることができた。複数のモニターがなくても、複数の仮想ディスプレーを部屋中に設置できる。アップルは基調講演で、キーボードとトラックパッドで操作している様子を披露したが、それを試すことはできなかった。

 「FaceTime(フェースタイム)」を使用してアップルのスタッフとチャットすることもできた。ただし、相手は単なる動画ではなく、3D映像で表示された。彼女の顔の一部はきちんと動いていなかったが、舌を突き出したり、両手を挙げたり、さまざまな表情をつくったりすることができていた。

 通話中、彼女は2人で共同作業が可能なプレゼンテーションを起動してみせた。それはMac(マック)でウィンドウを二つ開くよりも没入感があった。

 視聴:長年期待されていた3Dテレビがようやく実現するのか? 筆者は懐疑的で3Dの番組を視聴しようと思ったこともないが、「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」の3D映像の臨場感に驚かされた。

 さらにクールだったのが、アップルがビジョンプロを使用して撮影した3D空間画像や動画だ(ヘッドセットの左上の専用ボタンを使用すると撮影できるが、筆者自身が試すことはできなかった)。短編動画の一つでは、3Dのソファに座った3Dの子どもが3Dの誕生日ケーキのロウソクを消していた。いずれ双方向のやり取りもできるようになる。デモの一つでは、3Dのチョウが飛んできて筆者の指にとまった。iPhone(アイフォーン)のように、このデバイスの使い方は開発されるアプリにかかっている。

未来を垣間見られたか? ヒットしそうか?

 デモが終わってヘッドセットを外した際、二つのことを感じた。

 1)ワオ、とてもクール

 2)ドラッグをやったみたい

 アップルは、完全に現実に根ざした体験によって差別化を図っている。これは、周囲の環境から仮想世界に逃避するものではなく、現実世界にデジタル世界を持ち込むものだ。アップルはそれを「空間コンピューティング」と呼んでいる。

 ただし、筆者はゴーグルを外した際、どこか別の場所に行っていて、たった今現実に戻ってきたように感じた。

 それは頭が軽くなったからかもしれない。あるいは、ようやく自分の目でノートや手、部屋にいる他の人たちを見ることができた際、もうディスプレーを通して世界を見ていないのだと気が付いたからかもしれない。アップルの2300万画素の鮮明なディスプレーでさえも、普通の「視覚」に取って代わることはできない。私たちにその違いを忘れさせてくれるようになるまでには、長い挑戦が待ち受けているのかもしれない。

***

――筆者のジョアンナ・スターンはWSJパーソナルテクノロジー担当コラム二スト







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