カトリック情報 Catholics in Japan

スマホからアクセスの方は、画面やや下までスクロールし、「カテゴリ」からコンテンツを読んで下さい。目次として機能します。

ビットコインが極端に高騰 インフレ耐性のあるアセットに資産移動か

2021-01-15 05:56:22 | 時事
これはカトリックグループに投稿されたカトリック信者さんによる過去の記事です。現在は、さらに高値(400万円)をつけています。本人の許可を取って掲載します。

 年末から正月にかけてビットコインが極端に上がり、1BTC=300万円を超えたようです。1月2日には、340万円に達しました。史上最高値で、背景に新型コロナ流行に伴う経済停止に対する世界的な金融緩和への警戒があるようです。お金が作られ過ぎてインフレになる可能性が高く、お金以外のアセットに資産を移して価値を保存しようという動きがあるようです。ビットコインを買うべき、とは言いませんが、インフレに備えて、何らかの方法で資産の保全を図った方がいい可能性もあります。

ちなみに聖書にはこうありますが。

あなたがたは地上に富を積んではならない。そこでは、虫が食ったり、さび付いたりするし、また、盗人が忍び込んで盗み出したりする。富は、天に積みなさい。そこでは、虫が食うことも、さび付くこともなく、また、盗人が忍び込むことも盗み出すこともない。(マタイ 6:19)

 どう保全するかではなく、困っている人などに分け与えるのが、本当は正しいのでしょう。しかし、その先が今は思い当たらなかったり、自分や家族に自信がなく、生存上の観点から多少の資産をインフレ下の将来に持ち越そうと考えるのも、次善の策として良さそうには思います。

ビットコインがどうして高値を付けるのか
 なおビットコインは、世界中の多くのパソコンがマイニングと呼ばれる取引計算を常時しており(その報酬として彼らは微量のビットコインを貰える)改ざんは不可能に近く、かつシステム的に存在できる量が決まっており、送金や携帯は、貴金属の金よりずっと容易ですので、そこに資産価値がついてしまい、いまや資産保全の手段となっているようです。マイニングによって、一応数は増えるのですが、その報酬は決まった量の発行ごとに半減していき(予定総量2100万BTCのうちの、半数が発行されるごとに半減期を迎える)、やがてゼロになります。半減期と呼ばれ、だいたい4年おきに訪れます。そして、手数料報酬だけになりますが、その頃には大きな資産価値になっているので、手数料報酬だけでもマイナーは仕事が成り立つであろう、というコンセプトのようです。そして、今のところ、その通りになっており、要するに、存在できる量が決まっているからインフレ耐性があり、かつ扱いやすいので、資産保全の手段になった、という結果です。発行主体は、世界中にいる何百万人というマイナーのパソコンであり、特定の企業や国ではありませんので、どこかの会社が倒産したり、国が潰れても、ビットコインが消えてなくなることはありません。というように、在来の株やもしくは法定通貨を凌ぐかもしれないと言えるほどの、非常に強い存在の安定性があるのです。1BTCが高額過ぎるから通貨としては使いにくいのではないか、という批判もあるようですが、0.001BTC、0.00001BTCというように理論上、いくらでも細分化できるシステムになっていますので、その心配は全く杞憂と言えます。

ビットコイン、初の3万ドル突破 金融緩和で投資マネーの流入加速 2021年1月3日 00時01分 共同通信

 【ニューヨーク共同】代表的な暗号資産(仮想通貨)であるビットコインの価格が2日、3万ドルの大台を初めて突破した。昨年12月16日に2万ドルの大台に達したばかりで、約半月で1・5倍の値上がり。新型コロナウイルスの流行に伴う世界的な金融緩和を背景に、ビットコイン市場への投資マネーの流入が加速している。
 調査会社コインデスクによると、2日午前9時現在、前日比6・2%高の1ビットコイン=3万1488・79ドル(約325万円)をつけた。
 ビットコインを投資先や決済手段とする動きが相次いだことが、買い安心感につながっている。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。