9月13日
昭和大学補綴科教授 馬場先生の講演睡眠時ブラキシズムを聴いてきました。
人口の5~15%が睡眠時ブラキシズムといわれ、歯ぎしりと食いしばり、どちらか一方の人もいれば、両方混在する人も。
睡眠中の歯ぎしりの80%はノンレム睡眠(第1、2段階)で発生し、10%前後がレム睡眠で発生。また、ほとんどがノンレム睡眠からレム睡眠へ移行する期間で発生。睡眠中の一時的な脳の覚醒に伴う現象と考えられてる。
ブラキシズムの症状のうち最も多いのは歯の摩耗で、進行すると歯が割れたり折れたりする。歯が部分的に鋭利になり、口の中を傷つけることもある。歯を揺さぶることによって歯周病や知覚過敏も悪化すると考えられる。
原因は解明されていないが、遺伝性?ストレス?かみ合わせ?などが考えられ、アルコールやタバコ、カフェイン、うつ病の治療薬などもリスクファクターになる。
最近では逆流性食道炎の人は胃酸を中和するために歯軋りをするということも解ってきた。
合理的対応としては、原因と考えられることを排除し症状が悪化する前にスプリントを入れることが有効。
歯の表面を摩耗から守るとともに、歯にかかる力を歯列全体に均等に配分する。顎関節内の圧力もコントロールし、ダメージを防げるとのことが大切です。
この講演を聴く前は、睡眠時ブラキシズムは、自己暗示療法も効果があると考えていましたが、症状が出る前にスプリントを入れるべきと強く思いました。
夫の歯軋りに悩まされている妻は多いのではないかと思っていましたら、男女の差はないとのこと。
夫婦円満の秘訣は、まずスプリントを入れることと歯軋りする人より先に寝ることですね(笑)
昭和大学補綴科教授 馬場先生の講演睡眠時ブラキシズムを聴いてきました。
人口の5~15%が睡眠時ブラキシズムといわれ、歯ぎしりと食いしばり、どちらか一方の人もいれば、両方混在する人も。
睡眠中の歯ぎしりの80%はノンレム睡眠(第1、2段階)で発生し、10%前後がレム睡眠で発生。また、ほとんどがノンレム睡眠からレム睡眠へ移行する期間で発生。睡眠中の一時的な脳の覚醒に伴う現象と考えられてる。
ブラキシズムの症状のうち最も多いのは歯の摩耗で、進行すると歯が割れたり折れたりする。歯が部分的に鋭利になり、口の中を傷つけることもある。歯を揺さぶることによって歯周病や知覚過敏も悪化すると考えられる。
原因は解明されていないが、遺伝性?ストレス?かみ合わせ?などが考えられ、アルコールやタバコ、カフェイン、うつ病の治療薬などもリスクファクターになる。
最近では逆流性食道炎の人は胃酸を中和するために歯軋りをするということも解ってきた。
合理的対応としては、原因と考えられることを排除し症状が悪化する前にスプリントを入れることが有効。
歯の表面を摩耗から守るとともに、歯にかかる力を歯列全体に均等に配分する。顎関節内の圧力もコントロールし、ダメージを防げるとのことが大切です。
この講演を聴く前は、睡眠時ブラキシズムは、自己暗示療法も効果があると考えていましたが、症状が出る前にスプリントを入れるべきと強く思いました。
夫の歯軋りに悩まされている妻は多いのではないかと思っていましたら、男女の差はないとのこと。
夫婦円満の秘訣は、まずスプリントを入れることと歯軋りする人より先に寝ることですね(笑)