
2016/10/20 三島市商工会議所にて静岡県保険医協会主催の医療安全管理研修会「最近の患者トラブルの特徴と対応の極意」に参加。
講師は毎年400件もの相談をボランティアで受けているなにわのトラブルバスターこと、尾内 康彦氏。(大阪府保険医協会)の講演を聴いてきました。
医療訴訟は減少、横ばい状態ですが、トラブルは増加傾向の現在。
地方の歯科診療室では、ほとんど顔見知りの患者さんで、トラブルやモンスターペイシェントと言った被害は起こりそうもありませんが、
犯罪も多様化し、想像もつかない事件が勃発する世の中ですから、何が起こるか分かりません。
そんな時のために、「トラブルを迎え撃つ大原則 」
トラブルから逃げない
最悪のシナリオを考えて対応する
早期対応が早期解決のカギ
クロージングをしっかり決める
繁盛している病医院ほど危ない
落ち度がなくてもトラブルは起きる
暴力、暴言は犯罪。許してはならない
応召義務に過剰反応しない
トラブルは解決後こそ大事
経営幹部のリーダーシップがトラブルに強い組織を作る
数々の事例を参考に、その対応などわかりやすく紹介されました。
講演時間は2時間、まだ話したりないようでしたが、最後に「もし何か起こったら、自分だけで解決しないで、保険医協会へ連絡」とのことでした。