大判写真で受賞された写真仲間の作品を拝見しに。。。。
カメラ仲間と京都まで師匠の車でおでかけ(^^)
いつもいつもすみません。
会場は新聞紙を開いたような広さの大きな写真でいっぱい!
こんなに拡大してもピシッとピンとが合うって大判カメラならではですかねぇ。。
大判カメラって?
三昔前なら観光地で集合写真を撮影するときに
布地を頭からかぶって遮光しながらバシッと撮影していた
あのカメラです!
見たことない人多いだろうなぁ。。
今日見たカメラはハガキ台のフィルムホルダーに
L版よりちょっと大きいくらいのシートになったフィルムを入れる4×5 シノゴと
A4サイズくらいのフィルムホルダーに
六つ切りくらいのシートフィルムをいれる8×10エイトバイテン
の二機種。4×5 8×10の単位はインチ
ホルダーにはフィルムが二枚はいる。
ま、つまり一回フィルムを入れたら12~32枚とか撮影できる
35mmの普通のフィルムに比べて、たった二枚しかシャッターがきれない。
フィルム一枚が500円とか、1000円とか。。
そのフィルムの現像にまたまた1000円とかかかるらしい。
ひょえ〜〜
下手な鉄砲数撃ちゃ当たる的なデジカメ撮影法では使えなさそう。。
上等な一眼のデジカメのフィルム(にあたるもの)のサイズは36×24mm
一般的な一眼のデジカメのはそれより若干小さく。。
バカチョンっぽいデジカメのはさらにその半分くらい?
スマホに至っては、めちゃくちゃ小さい。
それに対して大判カメラ、4×5インチ(シノゴ)のフィルムは120x95mm。
8×10インチ(エイトバイテン)のフィルムは250x200mm。
スマホと8×10とを比べてみる。。
ピントがビシッと合っていたとしても、いや。。
合えば合うほどに、フィルムの広さがものを言いそう!
緻密に細かいところまで、どこまでもシャープに撮れそうである。
解像度が1億とか5億とか。。 とんでもない数にあたるらしい! すごし!
実際8×10の写真は、手前から遠くの山々まで、ビシッと、ピントが合っている。
普通前後差があると、どちらかにしかピントは合わないし、
広くピントが合うように設定したとしても、8×10のようにピントを合わせるのは難しい。
小さい画面なら美しくても、パソコンの広い画面で見たらなーーんとなくボヤけている。
大判カメラと言えば、どこまでもビシッとピントの合った風景写真!
が素敵なようだ。
カメラの構造は至ってシンプル。
簡単に言うなら、レンズが付いたでっかい箱!
レンズから入った画像が、背面のシールドに前後左右に反転されて映っている。
レンズから背面のシールドまでの間はタダの空間!
機械がビッシリのデジカメとはえらい違い(笑)
使い方は。。。
レンズに付いているシャッターを開きっぱなしにする!
(開けないと、向こうが見えないから)
背面に画像が映ったところで、ピント合わせる。
レンズと背面シールドの距離を変えてピントを、合わせているのかなぁ?
ピントを合わせている間、でっかい箱が前後に動いていました。
ピントを合わせるときの小道具あり!
望遠鏡のような形の虫眼鏡で、背面の画像を見ながら合わせるのだ。
ピントが合ったら絞りとシャッター速度を調整。
開いていたシャッターを閉じる。
背面の画像が、見えなくなる。見えなくなることが重要!
シャッターが思ったとおりに動くかどうか確認する。
さて、フィルムホルダーの装着!
フィルムをホルダーに入れるのは出かける前に(^^)
光が当たると感光してしまうので、
真っ暗闇の手探りでホルダーにフィルムを装着するそうです。
前後に一枚ずつ二枚装着。
そのホルダーをカメラに装着!
シャッターが閉じていることを確認して
フィルムホルダーの膜を開く!
カメラの中でフィルム面が出てきます。
シャッターをきる!
先ほど背面シールドに映っていた画像が、フィルムに写る!
普通のフィルムと違ってリバーサルフィルムなので、
現像済のフィルム も写真のように奇麗(⌒▽⌒)
プリントしなくても奇麗だけど、でっかくプリントしなくちゃ
ピントの素晴らしさは味わえない!
けど、プリントするにも高そう!!
無駄うちできないから。。。 デジカメをもっていって
絞りやシャッタースピードを調べて大判カメラに設定するのがよさそう。
やっぱりコストパフォーマンスは大切よね。。(^^;)
なんて考えていたら、隣で師匠が一言
フィルム買ってきたら、店にある大判カメラで写せるよぉぉ~~
代々カメラ屋さんの師匠のお店。昔はフィルム現像もされていたそうで
古いカメラもあるのだそう。
1枚500円??? 1枚じゃすまないっしょぉ~~ 無理ぃ~~~~~~~