8月27日土曜日、ハンマーダルシマーミュージックホリデーのあと、焼津で泊まった。焼津の船員保険寮、マリンピア焼津。今、船員保険寮は4つしかないのを知って驚く。新居浜がとっくの昔になくなったのは知ってたけど、瀬波も今治もないんだ…。なんか淋しい。
港にも駅にも近く、何より温泉でしかも24時間入浴可能。お風呂も割と広かったし。荷物をおいてから食事に出る。お勧めの近くの居酒屋へ。地元の人が数人いたが、だんだんといなくなって2人だけに。閉まるのが早いと聴いてたけど、早く出てかないかなと思われてるんじゃないかと…。お茶を頼んだ時点で暖簾しまわれちゃったし。はいはい、お茶飲んだら帰りますよ。でも料理は美味しかった。刺身もカマ焼きも美味しい。おなかいっぱいになって宿に帰った。眠くならないうちに風呂に。上がったら長時間の車と演奏の緊張と、おなかいっぱいで 爆睡。実は前日から喉が痛くて風邪薬も飲んだので、夜中に風呂行こうと思ってたのに朝まで目が覚めなかった。お風呂入ると調子いいのだが、鼻水止まらず。演奏中に鼻水出ないでよかった~。
朝風呂に行き、朝食。車にまた荷物を積み込み、海のほうへ。お土産屋さんの後ろが公園になっていて、海が見える。でも防波堤に囲まれていた。津波発生の赤色灯(サイレンもなるのかな)がここかしこに。どこに逃げようかと周りを見回してしまう。そういえば朝、いきなり携帯が鳴りだした。今まで聞いたことのない音が不安を掻き立てる。みたら津波発生の訓練だった。あー、びっくりした。こういうこと、定期的にやってるのだろう。
しばらく海を見て、お土産を少し買って、三保の松原へ。ちょうどよく晴れてきたので、富士山を期待したのに、見えなかった。残念。風が強く、波しぶきがすごい。羽衣の松ってこんなんだっけ? ここでもお土産を買って、清水方面へ。
東海大学の海洋博物館と自然博物館。たいしたことないと思っていたら、水族館がおもしろい。ペンギンやアシカはいないが、魚の解説もわかりやすいし、ふれあいコーナーなど子どもが興味を持てる工夫もされている。研究展示も多いのだが、小難しくない。津波の起こる仕組みもジオラマで再現。3.11の映像が脳裏に浮かび、恐ろしい。飲み込まれる家、山のほうまで川を遡る波。怖い。埼玉にいるとあまり実感がわかないが、間近に見るとほんとに怖い。
自然博物館は恐竜の骨やクジラの骨などでかい展示が目につく。 ここからすごい研究者が出てくるといいな。外には大きな研修船が。元は中も公開されていたようだが、今は見学できないみたい。さっさと見るつもりが予想外に時間がかかり、お昼を食べそこなった。
遅いお昼をコンビニで買って、清水港へ。遊覧船やフェリーがとまっている。風強くても出航していた。ここでも富士山は見えず、さっきより少しましになったが。もう夕方近いが日本平へ。でも山を登っていくと天気が悪くなってきた。結局展望台から富士は見えず、もうあきらめた。帰りも渋滞に捕まり、こっちもあきらめムード。遅くはなったが、無事に帰れてよかった。