12月1日金曜日。仕事終わってそのまま早稲田へ。なんの関係もないが佐々木活字店100周年の展示会に行ってみた。ちょうど文選の作業が見られる時間に着けた。印刷会社にいたとき、活版部門もあったけどそこには1回しか入ったことがない。なのでその知識はほとんどない。でも興味はあるので実際に見てみたかった。
展示は100年の歴史がわかるもの、実際に組んだ版と刷り上がったものなど。活字を作る、文選、組版、印刷と流れてゆく。活字の組版はたいへんなんだなー。決められた大きさのなかでどう組んでいくか、直しのことを考えて簡単に組んでいるという。複雑にするとたった1文字の挿入削除でたいへんなことになるのはわかる。
活字の棚から1文字ずつ拾って手元の箱に収めてゆく文選作業。ベテランは速い。縦組み横組みで向きを変える。どうせなら簡単な組版作業も見たかったな。あとから聞きたいことがいっぱい出てきた。なんだかますます興味が湧いてきたぞ!
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