からすま日記

マンガ家挫折者、食いしん坊、の
マイペースな日記です。

宙わたる教室

2024年11月30日 19時20分23秒 | ドラマ
久しぶりにドラマにどはまり中です。

NHKで火曜日の夜10時から放送している「宙わたる教室」。

どはまりしたけど、途中から見たのであと二回しかない。さびしい。
(見逃した分はオンデマンドで単話買いしました)

物語の舞台は新宿の定時制高校。
さまざまな事情を抱えながら夜間に通う「高校生」達。
20歳の岳人は文字が「逃げる」ため小学生からつまづき、負のループから逃れられないでいたが、藤竹という教師に「ディスレクシアという障害かもしれない」と指摘され…。


このドラマでは最初定時制に通う人を何人かピックアップして描いていますが、主人公はこの岳人って子に思えます(主演は窪田さんという事ですが、私には岳人の方が主演に見えます)。
ほぼヤンキーの言動と見た目の子です。
中の人は小林虎之介さんと言うらしい。
他の俳優さんも上手い方ばかりなのですが
私はこの人の演技に一番惹きつけられます。

障害があるかもと指摘され、
「喜ぶと思ったのかよ」
と泣きながら怒る岳人。
あれ、そこは教えてもらって前向きになるところでは…と思いましたが、失われた時間は10年以上。
文字が読めなかった理由が分かっても、あまりの時間の喪失にまず怒りの方が先にきてしまったのか。

それでも藤竹に誘われて科学部に入り、実験に参加していく内に、元からあった探究心で目が輝いていく。その様子がとても微笑ましいです。
隣にいるのは起立性調節障害で朝起きれず、パニック障害もあって定時制でも保健室登校をしていたかすみちゃん。
(ちなみに載せてる写真は公式Twitterで公開していたものです。)

岳人以外の科学部のメンバーのお話もとても良かったんですが、話し出すときりが無いのと語彙力が貧困なので割愛します(^_^;)
脚本と演出もうまいのかな?
派手なお話ではないのですが、何故か見だしたら止まりませんでした。

このお話は実際に定時制の科学部が学会で発表したという実話を元にしているそうです(高校生の課題図書)。

ドラマでは今実験装置を壊され、科学部は空中分解寸前というところで終わっており、これ本当にあと2回で綺麗に終われるの??学会で発表できるの?(あと一ヶ月らしい)と心配しているのですが…。

変に駆け足の展開にならないといいな。
でも科学部の皆が笑顔で終われますように。
面白い本の残りが少ないのを惜しむように、あと2回を楽しみにしています。




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