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蔵馬ウケネタ、日常のことなど思った事を綴る。

より、好きなのは…

2018年12月16日 13時10分57秒 | 蔵馬受けblog内小説


最近某アニメを見ていて、
その台詞が気になったので、
台詞だけ使って小さな話を考えてみました。
  


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どっちが、より好きかと言う話になった飛蔵。

夕方の風が、潮を含んで通った。
蔵馬は、小さく訊いた。
「本当にあなた、俺のこと好き?」
飛影の瞳が、歪んだ。
「はあ?なに言ってるんだ」
重なりかけた指を外す飛影。弱々しく、また重ねる蔵馬。
遠く、海鳥が鳴いた。
「なんだか、俺のほうが好きばかり言ってるみたい」
拗ねるように言ったのは蔵馬だった。
飛影は思わず、笑いそうになった。
「…言っておくが」
飛影が隠すため息。
「お前が思ってるより、お前が好きだぞ」
コツンと蔵馬の額を小突いた。そのまま、ギュッと手を重ねた。
海鳥が二羽鳴いた。
薄桃色に染まった蔵馬の頬を甘く見る
飛影。風が二人の間を通り過ぎた一瞬だけ。


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と言う、本当にプチ小説です。
この台詞を聞いたとき、飛蔵だ!と思い考えてみました。
最初、学生ものパラレルで考えたんですが、
普通の二人で書いた方が良いな…と思ったので。

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突然ですが、何もなければ5月も出られると思うので

続 蒼月哀夜を書いています。

その続のほうですが、
収録している
宵待草 /蒼月哀夜 両方とも続きを載せます。

と言ったのはちょっと前の話で、予告段階だったのですが、
案外早く書けそうなので、今、そこそこ
進めることが出来ました。
このままの勢いで両方続きを書けたらと思っています。

続編は結構激し目R18になりそうなので、これからもう少し肉付けします。
その場面ばかりだと情緒がないので…。
でも今までよりしっかり描写というか、激し目にしています。

今までよりもしっかり書いているのですが
たまにはこんな感じの本も良いかな~と思っています。

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