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つれづれな日々のつぶやき♪

ドラマや映画、展覧会や写真展の感想をぽつぽつと
日々の暮らしの中でふと感じたことなども

怖いような怖くないようなお話。

2010-05-05 | 記憶の小箱
このカテゴリーは私の記憶の小箱に入っている、あんなこと~♪こんなこと~♪なお話を綴ります。
お話自体を作ってもいないし、ネタでもない本当にあったことなので、オチもありません(笑)
いろいろあるよねぇ~と、軽~い気持ちで読んでくださいませ


まだ私がOLをしていた頃のこと。古いお話でごめんなさいね♪
同僚に無理矢理にとある男性を紹介されまして、仕方なく一度だけドライブに付き合うことに。
ところがこの男性、初対面なのにやたらと馴れ馴れしい奴でして、肩に回してきた手を拒否したらば‥
「あ~そうかよ。勝手にしろよ!」と、逆切れされまして、夜なのに丘陵公園のレストハウスに私を置き去りにして、さっさと自分だけ帰ってしまいました!

有り得ない。。。
男性の風上にもおけない言動ですわ
めちゃめちゃ頭にはきましたが、それよりも帰ることの方が大切なので。。
幸いレストハウスには、公衆電話がありましたのでタクシーを呼ぶことにしました。
当時はまだ携帯電話はありませんでしたのよ。

すぐに中年の男性運転手さんが運転するタクシーが到着して、自宅までとお願いしたのです。
ですけど‥なんだか運転手さんの様子がちょっと変?というか、妙にこちらをちらちら見ながらハイテンションで話しかけてくるのですよね。
私は?と思いながらも、適当に話を合わせていましたら、運転手さんが意を決したように、「お客さん生きてますよね‥?」と、恐る恐る訊いてくるではありませんか!?
私はからかわれているのかしらん?と思いつつ、ここで怒るのも大人気ないので、「はぁ‥生きてますけど♪」と、にこやかに答えたのです。
すると、運転手さんは安心したのか‥

「いやぁ~お客さん、気を悪くしないでねぇ~。実はね、同僚の運ちゃんが夜に若い女性をね、乗せたんだって。
でね、ふと後ろの座席を見るといないんだってさ!
そいつはびっくりして慌てて車を止めて見たけど、やっぱりいないんだって。
こんなことが何回かあって、そいつノイローゼになっちまってさ~。
会社や仲間内でも騒ぎになったんだわ。
で、後になってわかったんだけどさ、その消えちゃった若い女性ってね、ちょっと変になってたかなんだかで、夜にタクシーに乗り込んでは、しばらくすると座席の隙間に潜り込んで、運ちゃんがびっくりして車を止めている間に、そーっと外に出て行っちまってたんだってさ。
いやぁ~、お客さんがてっきりそんなんか、足のない方かと思って(笑) 違ってよかったよ」

‥‥だそうでしたの
運転手さんのお話が終わる頃には、無事に自宅に着いておりました♪

タクシーの運転手さんに、幽霊か何かと間違われたというお話でした。
おしまい♪
コメント
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