『深夜食堂』第二十話 「ギョーザ」を観ました。例のごとく録画したものを。
<第二十話 「ギョーザ」>
「出来るもんなら、作るよ」が営業方針でやっているマスター(小林薫)だが、「ギョーザ」だけは、専門店を営む村田(リリー・フランキー)のギョーザを出前でとって出していた。
村田は妻の桃子(黒谷友香)と家庭を持っていたが、その桃子は、店の常連客のカタギリ(オダギリジョー)と、過去、深い関係にあった。
評判になっているギョーザを出前しにやってきた桃子は、店の表で彼とすれ違ってしまう。今では、別々の道を歩いていたはずの彼らはお互いの記憶を呼び覚まし。。思い惑う。
今回で最終回、寂しい限りです
さて、今回のお話で例の謎の男ことカタギリ(オダギリジョー)の過去が明らかになるわけですが。。
彼とギョーザ専門店のおかみさん(黒谷友香)はかつての恋人同志。カタギリは違法賭博で逮捕され、その頃桃子は来ない(逮捕されたからね)彼をマスターの店で待ち続け、やがて実の父親が倒れ看病でそれどころではなくなり。。 結局、お見合いをして子持ちでバツイチの村田(リリー・フランキー)と結婚。8年という歳月が流れていったわけです。
でも、運命のいたずら?なのか、二人は出会ってしまう。。マスターの店の前で。そのとき、二人はすーっと8年前に戻ってしまったのだと思います。
河のほとりで桃子を思わず抱きしめてしまうカタギリ。「誕生日に待っている」と言うカタギリをを振りきって逃げるように帰っていく桃子。
桃子の誕生日にマスターの店で、村田がマスターにギョーザを教えることになり、村田と桃子、小学生の娘がやって来ます。途中で娘と村田が外出していき(実は桃子のバースデーケーキを取りに行っていた)、桃子はエプロンを外して全てを捨ててカタギリの元へ行こうとします。
マスターが桃子に、「あんたの人生はあんたのものだけじゃないんだ」
桃子がマスターに答え、「私の人生は私だけのものよ!」
店の外に出る桃子、そこにはカタギリが待っていて。カタギリと行こうとした矢先。。
「ママ~♪」という娘の声が。そこには、満面の笑みを浮かべた娘がケーキの箱を持って立ってたのです。
我に帰る桃子、「私。。なんてことを。。」とつぶやき、娘の手をぎゅっと握りしめます。
その姿を見て、なんともいえない表情をして去っていくカタギリ。8年前に渡すはずだった指輪と二人分のチケットを残して。。
涙が出ました。。娘の無邪気さに、それぞれの言葉にしない、できない想いに。
どうしようもないことってあるよね。。
そして、時間は戻らないもの。別れてしまった道は、もう前のようには戻れないのよね。。
今回は最終回ということもあり、気合が入っていたように思います。カメラアングルとかがいつもとは違っていたし、雰囲気もちょっと違っていたかな。
最後のシーンで、常連さんたちが一斉に蟹を食べているのがなんだか微笑ましくて これって、前シリーズの最終回に繋がっているのよね♪
☆余談
開店したばかりの近所のtutayaには、邦ドラマのコーナーに、目線の高さのいい場所に『深夜食堂』の第1シリーズがありました♪ 「第2シリーズはもうすぐです!」みたいなpopがありましたよ。
スタッフの趣味?でしょうかね~(笑
洋ドラマのコーナーでは、「BONES」シーズン6が流されていたし。
完全にスタッフの趣味としか思えませんね~「BONES」を知っている人はそんなに多くはないと思うけどなぁ~
いや~私は好きだけれどもね、笑えるから、日本ネタとかに。
FOXチャンネルは贔屓にしているので♪♪