ノアの小窓から

日々の思いを祈りとともに語りたい

喪の知らせ

2014年12月06日 | 日記





             喪(も)の知らせ 見上げる冬空 底はなし


            去年の今日のブログに、喪中欠礼を取り上げている。
            前日に、高校時代の友人から喪中欠礼のはがきをいただいたのだった。

            
            今年は、同じ日に、京都に住む友人からの喪中欠礼はがきだった。
            彼女のお母さんが亡くなったとか。

            彼女のお母さん?
            彼女には、お母さんが二人いる。産みの母は彼女が五歳の時に,家を出て行った。
            そのあとに来たお母さんは、障害のある彼女をことごとくいじめた人だとか。
            彼女は、高校を出るなり家を出て自活したと話してくれた。


            二十歳ごろ、自分で本当のお母さんを捜し出して、会った。
            すでに新しい結婚で、子どももいた産みの母との再会は、期待外れだったらしい。 
            「なんだ、こんなものか」と彼女は思い、二度と会わなかったと言う。

            母○○が80歳で永眠・・の文面に加えて、
           「実家とは薄かったのであまり実感はないのですが、一応、型通り…」と書き添えてある。