イケメンのコメンテーターが、経歴詐称だとたたかれていますが、
イケメンを喜ぶのは誰かなあと思うのです。
学歴や経歴も、「美しいパターン」があって、
それだけで、信用するのは、だれでしょう。
そりゃ、もう高齢者である私でも、
実際にイケメンが目の前に現れたら、目を見張るかもしれず、
まして、輝かしい経歴や地位にも、うなずいて、
そのチャンネルを毎日見るかもしれず、
視聴者は、テレビや新聞を信用しているのです。
テレビが招いている人だから、信頼できるとか、
大新聞に載っている記事だから、信用できるとか。
舞台を提供していた側が、
ワイワイガヤガヤ、バッシングしていて、
いいのかなあと思うのです。
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主(しゅ=神)はサムエルに仰せられた。
「彼の容貌や、背の高さを見てはならない。
わたしは彼を退けている。
人が見るようには見ないからだ。
人はうわべを見るが、神は心をごらんになる。
(旧約聖書・Ⅰサムエル記16章7節)
古代イスラエル王国の時代の初め、
預言者サムエルは、神様から次期王を選ぶようにと預言を受けて、
ダビデの父エッサイのもとにやってきました。
エッサイには息子が八人いて、末っ子のダビデを除く七人が、
サムエルの前に集められていました。
いずれも容姿の美しい息子たちで、
長男エリアブが進み出たとき、サムエルでさえ、
彼を本命だと思ったのです。
しかし、そのとき、神が言われたのが、上のことばです。