ノアの小窓から

日々の思いを祈りとともに語りたい

ダイちゃん

2014年05月10日 | ペット


       



   猫の郵便屋さんのおかげで、知らない方と文通していたことがありました。
   半年ほどのあいだに、十数通の手紙が行き交ったのです。

   当時は、濡れ縁があるレトロな家に住んでおりました。
   戸は引き戸で、猫を飼っていたので、その出入りのために鍵をかけたことがありませんでした。
   ときどき、我が家の猫でないものが入り込んで、我が家の猫の餌を食べたりしていました。
   ダイちゃんも、そんな猫の一匹でした。

   ダイちゃんが手紙を運ぶようになったいきさつをある本に掲載させていただきました。
   「ペットへの感謝状」(現代書館)といいます。
   そこには、ペットと人との面白い話がたくさん掲載されていますが、
   去年出版社にお断りして、自分の分をブログに転載させていただきました。
   左にリンクしている「さとうまさこ現代小説集」のトップページにありますので、よろしければご覧ください。

   絵は、原稿とともに出版社にお渡ししたものです。
   じっさいには、プロのイラストレーターがカットを担当しておられたので採用されませんでした。
   たわいない小さな落書きですが、
   ダイちゃんがやってくるのを楽しみにしていた当時を思い出させるので、捨てることもできずにいます。

   むりにお見せしてしまいました。
   感謝です!!








最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
だいちゃん (すみれれもん)
2014-05-14 11:32:09
 まず だいちゃんという名前に親しみを感じます。
父親と甥っ子も だいちゃんだから・・・^^

これは 楽しい経験でしたね!名前も住所もわからない
所がますますいいです。
読んでいると 我輩はねこであるの小説とリンクしてしまいました。

だいちゃんに半年もの間楽しませてもらって感謝ですね。^^
返信する
贈り物 (さとうまさこ)
2014-05-14 20:36:23
長い歳月には、いろんな楽しい思い出がありますが、
ダイちゃんがくれた思い出はとくべつです。お金では買えないできごとで、計画していたら実現する楽しみではなく、努力して手に入れるものでもありません。そのうえ、余韻があります。いまでも、ダイちゃんはけっきょくどうなったのかなあとか、文通相手のお宅はどなただったのかしらと、思ったりします。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。