ノアの小窓から

日々の思いを祈りとともに語りたい

蕗谷虹児(ふきやこうじ)

2017年11月16日 | 思い出

                  


      所用があって、町田市民文学館に行ったところ、
      町田在住の作家として、蕗谷虹児の本や画集が、収蔵されているのに気が付きました。

      明治31年生まれ、昭和54年に亡くなっていますので、若い方にはなじみがないかもしれません。
      同時代の、竹久夢二の方が、今では人気がありそうです。

      私は、少女時代――自分に少女時代があったなんて、今では夢のようですが
      毎月買ってもらっていた少女クラブの挿絵を見て、蕗谷虹児の絵に、見とれてしまった思い出があります。
      手塚治虫さんがデビューしたばかりで、同時に、リボンの騎士の連載が開始されていました。

      手塚さんの絵も、当時の少女漫画のなかでは、素晴らしく美しかったのですが、
      残念なのは、蕗谷虹児さんの絵は、まもなく、載らなくなりました。
      その頃、すでに相当ご高齢だったのですね。


         

      
      昔あこがれた絵が、すぐ手の届く場所で見ることができるというのです。

      とりあえず、一冊だけお借りしてきました。今度は重いものを持ち帰る支度をしていきましょう。
      写真を撮りましたが、どうも下手で恐縮です。

      とくに、やわらかいけれど、しっかりした美しい線が持ち味の絵ですから、
      これでは、まったく良さがわかりませんね。


      


       
      
      
     



     蕗谷虹児で、検索していただくと、経歴や作品、生没年などが紹介されています。




    


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。