ノアの小窓から

日々の思いを祈りとともに語りたい

絵手紙とみことば、一粒の麦

2023年11月23日 | 思い出

       

 

 

 さなえさんは10月25日に召天されました。88歳でした。

 数年来体力の衰えを感じていました。庭先まで出るのがやっとになっていました。教会にもめったにお顔を見せなくなっていました。お子さんやお嫁さんが車で送迎するべく用意していても、さなえさんはおっくうがるのです。心臓が悪いということで、心臓にペースメーカーを埋め込む手術をするということで、入院しました。

 その日は祈祷会でした。私たちはZoomシステムを通して参加していました。ですから、その日、Zoomをとおして手術後の元気がお顔が見られるかもと、期待していました。

 何故体調が急変し、逝ってしまわれたのかとの問いは消えることはないでしょう。

 答えは私にはなく、答えは、さなえさんご自身が用意されていたのです。

 香りまで描きこまれたみかんの絵には、ヨハネの福音書のことばが記されています。

 

 まことにまことに、あなた方に言います。

 一粒の麦は地に落ちて死ななければ、一粒のままです。しかし、

 死ぬなら、豊かな実を結びます。

               (ヨハネの福音書12章24節)

 

 

 

         

 


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