ちいちゃんのひとりごと

ちいちゃんのひとりごとを勝手気ままに書いています。

人前で泣くのは良くないと

2024年04月24日 | 介護
そもそも人前で泣くのは良くないと母から教えられました。
父の姉の連れ合いが亡くなった通夜でおばさんが号泣していました。
それを見た母が私に小声で「人前で泣くのはみっともないね」と言いました。
それ以来私は涙を封印しました。
自分の父の通夜にも葬式にも泣かずに納骨式にも泣きませんでした。
主人の両親の通夜や葬式にも泣きませんでした。
あれ以来涙と言うものは封印したのです。
ましてや人前で泣く。
みっともないと教え込まれたので泣きません。
最近泣いたのは一昨年主人が入退院を繰り返し、救急車を4回呼びました。
さすがに泣きました。
倒れた時に驚いて泣いて、救急車に同乗して泣いて、病院の待合室で泣きました。
極力悲しい映画やドラマは見ないようにしています。
しかし、母が亡くなったときはおそらく号泣することでしょう?
あっ!言い忘れましたがあの島倉千代子さんが亡くなった時も泣きませんでした。
ファンとして参列した告別式でも泣きませんでした。
泣かないことは母にとっては良いことのようですね。
子供のころからピーピー泣いていた私はすっかり泣かない他人になりました。
でも、数年前に石巻に行って東日本大震災の様子を見てきて石巻で号泣しました。
乗せてくれた車の中から見た仮設住宅に号泣し、降り立った大川小学校で号泣したことは忘れません。


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