昨日は、2ヶ月に1回のQちゃんの通院日でした。
でも、あいにく
が激しく降っていたので、私一人で行って来ました。
病院は我が家から徒歩5分というとても有難い場所にあるので、診察券を出して一度帰ってきました。
道すがら、ふと気がついたのですが、Qちゃんが脳幹出血で倒れたのが、なんと10年前のこの日、1999年の6月24日、午後2時頃だったのです。
同じ日に病院へ行くなんて、とても不思議な気持ちです。
しかもちょうど10年という記念すべき日に。
毎日毎日この道をどんな思いで歩いていたか。
当時鎌倉の老人病院でヘルパーをしていた私は、ある日は遅番で午前中に、
またある日は早番で夕方に必ず毎日様子を見に行きました。
ICUで一所懸命頑張っているきゅうちゃんの様子を見るまで、本当に怖かったです。
先生や看護士さんの一言一言に一喜一憂し、その日一日の過ごし方もそれなりに
変わりました。
どんなに小さなことでも変化があると嬉しくて、それを日記に書いたりして夜遅くまで
呑んだりしてたなあ~。
暑い夏の間でも疲れるということを知らず、よく元気で毎日通っていたものだと思います。
この年の夏は猛暑だったもの。
10年前はやっぱり若かったんだね(笑)
倒れてから10年経った今、何事もなく元気で平和に暮らしていけていることに
心から感謝しています。
この10年の間、本当にいろいろありました。
そして数え切れないさまざまなことを勉強させてもらいました。
びっくりするほどの回復はありませんが、少しずつ、少しずつよい方向へ向かっているのではないでしょうか。
決して諦めてはいけないと思っています。
これからも、10年前の事を大切に胸に刻みながら力を合わせて
無理をせず、のんびり歩いていこうと思います。