![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_fine.gif)
ちょっと暑いかな?
彼岸花が二輪咲いたところで、ちょっと一休み。
明日あたり、あと三本のオクテ(もうオクテではなくなっちゃった・・・)
の、ベランダデビューしそうなので、またそのときに画像アップしよう。
昨日は、きゅうちゃんの両親のお墓参りに行って来た。
大船から乗り込んだ東海道線は、比較的空いていたので、なんの苦労もなく
坐る事ができた。
1分くらい停車中、おばさん二人が、わやわやと乗り込んできた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_3.gif)
目ざとく私の隣の空席を見つけたらしく、なだれこむようにして坐りこんだ。
そしてすぐその後、真っ黒いTシャツと真っ黒いGパンをはいた、
やけに地味な若者がやってきて、おばさん達の前に立った。
どうやら、私のすぐ隣に坐ったおばさんの息子らしい。
とても礼儀正しく、真面目そうな息子だった。
道中、三人の会話から、いろいろなことがわかってしまった。
決してダンボの耳してたわけではなく、幸い彼らが大きな声で喋ってくれたので、「聞いていた」と言うより、
「耳に入ってきた」と表現した方が妥当かもしれない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_yaho.gif)
おばさん1「もう明日中国に帰っちゃうんだって?
何だか淋しいわね。上海だったっけ?」
息子
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_en3.gif)
「はい。上海からバスで2時間くらいのところなんです。」
現在、この息子は一人で中国の上海に住んでいて、今回お墓参りで帰省したそうだ。
大学生かな? 若く見えるけど、海外出張かな?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_yaho.gif)
「でも、交通費って安いんでしょう?」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_en3.gif)
「そうですね~、バスだと200円くらいで、タクシーでも、
一時間走って1000円しないですね。」
へえ~~~、なるほど安い
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_en.gif)
大船から横浜に到着するまで、そんな感じの楽しい会話を聞いていたので
あっという間だった。
お次は、横浜から市営地下鉄に乗り換え。
下りのエスカレーターで地下のホームへ降りた。
ちょうど、ホームの中央に差し掛かった時、
後ろの方で人の叫び声が聴こえたので、思わず振り返ると、
驚いたことに、人が仰向けに倒れていた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_sup.gif)
小太りの初老の男性で、奥さんと娘らしき家族が付き添っている。
奥さんはタオルで、ご主人の顔をさかんに拭いていた。嘔吐したのかもしれない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_z.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
そのうち駅員がやってきて、事情を聞き始めた。
奥さんは
「カテーテルの手術をして入院していた病院から、退院してきた所なのです」
と、とても落ち着いた面持ちで、ご主人の横に坐って答えた。
まだ退院は無理だったのだろうか?
みんな半径5メーターほどあけた外側で、心配そうに見つめていた。
一人の優しい青年が、奥さんの所へ駆け寄り、ペットボトルを差し出した。
自分の飲みかけのスポーツドリンク。
なんとか水分補給を!と思ったのだろう。なかなかできないことだ。
今回は、家族がいらしたので本当によかったが、もし、男性一人が突然倒れたら、
もっと大変だっただろう。
すぐに救急車を呼んだそうだが、指先まで真っ青だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock1.gif)
なんとか無事で落ち着かれたことを祈るばかりだ。