3/4 これが大ちゃんです
エランさんは横にいないけど、
立派なカラスだねと私たちは言っていた。
すごくプライドの高い子で、他のカラスのように
ご飯をもらっているからなんてポーズはしてくれなかった。
一度だけ大ちゃんだけでいたとき、カメラを構えたら
撮ってもいいよ とじっとしていてくれたことがあった。
猫がカーコたちように私がおいた餌を食べたとき、
声は出さなかったけど、大ちゃんは猫に何か伝えた。
猫は腰を抜かしたみたいにフラフラしながら、
そこを去った。
鳥でも動物でもよく見ているとテレパシーで会話をしている
証拠みたい場面をよく見かける。
テレパシーがあんな風にできるなら
外国語を覚える必要なんかないのだけどね。