竹紫館剣道

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剣道らしい話題

2007-10-22 | つぶやき
道場で子供達を見守る婦人部の方に、水島先生が話しかけています。

「なかなか筋がいいね。」
土曜日の婦人部の稽古を指導して下さった先生は
来年早々、婦人部を初段審査会に挑戦させたい意向のようです。
「竹刀を振るのにも力がないものですから…」
トーンを落として呟く婦人部の方に、水島先生がこんな言葉を。

「一眼二足三胆四力、剣道は力ではないんだよ。」

第一に、相手の動き・力量を見抜く眼が必要。見るとは即ち観る事。
第二に、足さばきが大切。ブレのない腰の強さも必要。
第三に、何事にも動じない心の強さが必要、胆(=肝)の据わった者が強い。
第四に、はじめて力が必要とされる。


水島先生は、このようなお話を時々ポツリとさり気なくされています。
勿論、剣道をされる方なら理屈や感覚で理解していると思うのですが
いざ言葉にするとなると、端的に表現するのは難しいものです。
こういうお話、また是非聞かせて下さい。

婦人部のみなさん、そういうことですから頑張ってくださいね


(記事 かりんこ)