落葉の積もる場所

- The way I was -
 

アナグラム

2009年09月30日 | WEBLOG
 




アナグラム。





単語を文字単位に分解して、新たに繋ぎ合わせる言葉遊びです。
















簡単な一例を挙げますと、



松田聖子 (まつだせいこ)  →   セコい妻だ (せこいつまだ)


    ミンタンさん、すみません。  有名なアナグラムのひとつなんです。    










政治判断 (せいじはんだん)  →   男性判事 (だんせいはんじ)






























そこの貴女、ギョッとしないでネ。





ふともものにく → もとのふくにも










『太腿の肉が取れれば、 元の服にもフィットします』



    という意味の言葉遊びです。         



































先日、事故で亡くなられた臼井儀人(うすいよしと)さんは、アニメ「クレヨンしんちゃん」の脚本を書く際、



石臼登代(いしうすとよ)というペンネームを使っていましたが、これもアナグラムでした。
















































私がもっとも感動したアナグラムは、名優クリント・イーストウッドの名前。





CLINT EASTWOOD









これを文字別に分解して、 単語に組み替えると・・・











OLD WEST ACTION    (懐かしき西部劇)





となるんです。














デビュー当時は、ウェスタン映画への出演が多かった彼なので、



アナグラムで芸名を決めたのかと思いきや、 クリント・イーストウッドというのは、彼の本名…。     





何たる偶然!             












新作DVDレンタル中の映画『グラントリノ』で、硬骨漢の老人を演じるクリント・イーストウッド・・・



まるで、西部劇のヒーローのようでした。





       















































クロスワードパズルが、ボケ防止に有効だと言われています。





私もボケ防止のために、道具や場所を選ばないアナグラム遊びをやってみようと思っています。









        






  


















ちなみに、私も私自身の本名を使ってアナグラムを考えてみました。







それは、  高等才智  (こうとうさいち)   です。










                 さて、 私の本名は?       










AB29  (つづき)

2009年09月29日 | WEBLOG
  








【前回のお話】


まだ僕が船会社のサラリーマンになる前、 もうじき就職…という時期に知り合った5歳年上の 看護師・Yさん。AB型・28歳。
彼女は、東京・要町のアパートで一人暮らし。有名な大病院に勤務していました。
23歳の新社会人と、 28歳の看護師さん。まるで、オトナと子供です。
彼女の行動、 彼女の話し方、何を見ても、何を聞いても、憧れの気持ちが強くなるばかりでした。
新入社員である、僕の配属先は三重県。大都会・東京は遥か彼方です。
年の差…、遠距離……、僕の恋心が、成就する条件は何ひとつありませんでした。
学生時代、 僕はいつも恋愛の主導権を取っていました。
(年上相手の恋愛経験がなかったせいもありますが…)
ところが、Yさんの前では 尻尾を激しく左右に振る、小型犬のようになってしまうのです。
働き始めた僕は、 お金が貯まる度、東京へ行き、Yさんとデートしてもらいました。
場所は、TDLだったり、池袋だったり、鎌倉だったり。
「付き合ってもらってる」感が否めない、オトナの女性と青二才のデート。
そして、 いつもYさんの口癖を聞いては、 敗北感一杯で帰路の新幹線に乗り込むのです。

   「ちっぷくんは、若いんだし、希望に満ちた新社会人なんだから、
    こんなおばさんを相手にしてちゃダメよ。
    きっと近いうちに、貴方にお似合いの若いお嬢さんが現われるわ。」

しかし、その言葉は僕にとって、恋の炎に油を注ぐような 「魔法の呪文」だったのです。

知り合ってから半年余りが過ぎた頃、 Yさんの誕生日が近づいて来ました。
Yさんが遠距離電話の向こうで僕に対して突然言った言葉は、 実に意外なものでした。

   「ちっぷくん、 私の誕生日、部屋に泊まりに来る?」




























         
































Yさんの部屋は、小さなアパートの2階にありました。





6畳のリビング、4畳半の寝室、うなぎの寝床のようなキッチン。





いかにも大人の女性らしく几帳面に片付けられた部屋の中には、ひとり暮らし特有の寂しい空気が漂っていました。








「私が夕飯の準備をしてる間に、お風呂済ませちゃう?」











正直なところ、その夜どんな展開になるのか見当もつきませんでしたが、男として強い期待感は抱いていました。











いつもより、念入りにシャワーを浴び、出された瓶ビールを飲みながらテレビを観ている間も、





    これから出される料理をどんな言葉で褒めればYさんは喜んでくれるのだろう・・・、





そんなことばかり考えながら。
















       





Yさんが作ってくれたのは 「鯖の味噌煮」 でした。







あまり好き嫌いのない僕にとって、 数少ない 「食べられない料理」 のひとつ・・・     








が、 当然のように 笑顔 でいただきました。    そして、結構旨かった。











好きな人が作ったモノは、何でも旨いのかも知れませんね。          



























夕食後の会話を終え、 11時頃 「そろそろ寝ましょう」 ということになりました。










4畳半の部屋には、彼女のベッドが置いてあります。





僕の視界には、そのベッドがチラチラ入ってきてしかたがありません。



















しかし、 Yさんは、6畳の部屋にそそくさと布団を運んできて敷いてしまったのです。










   「ちっぷくんはこっち、  私はベッドで寝るから来ないでね。」












        
















「まぁ、しかたないよな~」













落胆をひた隠しにして、眠りにつく僕。

















三重県から出てきて、 東京駅の大丸でプレゼントを買って、 慣れない地下鉄でやって来て・・・、





きっと相当疲れていたのでしょう。











目を閉じたとたん、僕は深い眠りにおちました。       



























            


























「ちっぷくん!」












突然、Yさんが僕の布団に滑り込んで来ました。







完全に眠っていたせいで、 逆に躊躇することなく、僕もすぐに応じることができたのですが。

























             


































こうして、Yさんとの熱い夜は、 



翌朝、階下の住人が天理教の太鼓を鳴らしてお経を唱え始めるまで続きました。























































地下鉄の駅。





病院へ出勤するYさん。        三重県へ戻る僕。


























結局  お互いの顔を見たのは、それが最後になりました。























「ONE NIGHT STAND」





どちらがそれを望んだのか、 または ふたりともがそれを望んだのか、





いまだに僕にはわかりませんが、 





その後、  彼女からの連絡はなく、  僕から電話をすることもなく、
















あの夜の思い出だけが、 淡く 微かな熱を保ちながら、僕の心に残っているのです。











































             Fin






完敗

2009年09月28日 | WEBLOG
 





昨日は 完敗 でした。


















いえいえ、広島カープの話ではありません。    (カープも完敗でしたが)
































昨日の受験の話です。













受けなきゃよかった。










めったに後悔はしない主義なのですが、さすがに昨日は・・・            









  何の試験かは聞かないでくださいね、   「キミ、すごいチャレンジャーやな~」 と言われそうなので…

































これで諦めるわけにはいきません       











きちんと準備して再度チャレンジします       












         






キング・オブ・コント 東京03が優勝♪

2009年09月23日 | WEBLOG
 




今年の「キング・オブ・コント」は、盛り上がりました。




サンドウィッチマンも納得していたのを見てもわかるように、東京03が素晴らしかったです。




醒めた雰囲気で進行した、ダウンタウンのMCはどうかと思いましたけど。




個人的には、ロッチ・2ndステージの「巨乳ネタ」が残念。   あのネタでなければ、3位に入れたのにな、きっと。




















 


【 キング・オブ・コント 2009 結果 】





順位             総得点  (1st+2nd)




優勝   東京03       1788 (835+953)


2位   サンドウィッチマン  1743 (878+865)


3位   しずる         1651 (820+831)


4位   インパルス      1635 (767+868)


5位   モンスターエンジン  1626 (771+855)


6位   ロッチ         1611 (807+804)


7位   天竺鼠        1552 (723+829)


8位   ジャルジャル     1539 (734+805)
























東京03、 おめでとう!




辛い下積み時代を、耐えてきた甲斐がありましたね。