八月三十日

　　　なんということはない。



　　　ただの　普通の日です。






































　　　でも　ね


　　　
　　　今年も何とか　この日を迎えられて



　　　よかった。　　　　　よかった。





































貴女から　　

　　　　　『おめでとう』






　　　　　　　　　　　　　　　　その言葉があれば　……　　　

　　　　　　　　　　　　　

せみ

思い出すなぁ


いくつになっても
















大したことじゃない

















夏のおわりに


じいちゃんと歩いていた時のこと















　　「じいちゃん　


　　　　　　いつになったら夏はおわるん？」

















じいちゃんは　きれいな瞳を円かに見せて








　　　　　「せみがおらんようになったら　　


　　　　　　　　　　　　　夏はおしまいじゃ」

































　　　　　　　　せみがいなくなったら・・・





















































今年も思い出す。












じいちゃんの言葉とともに


　　　　　　夏のおわりがやってきた。



















































賑やかだったせみの声が


　　　　　　　　　　　　　いつしか・・・　

大雨

太古の昔から　これくらいの雨は珍しくない。







でも　こんな雨で大切な命を落とすような

　　　　そのようなことだけは絶対に避けましょう。











　　　
　　　　　　　　ちょっと川の様子を見てくる







　　　　　　　　田んぼが心配なので見回ってくる

　　　　　　












末期の言葉は　誰も聞きたくないから。

棘 （とげ）

いつも聞こえる…




貴女の声が聞こえる気がする


















好きで好きでたまらないのに



別れてしまった














それは　私の罪




















失恋　　≠　　ふられた



そんな意味じゃない

















失恋　　＝　　恋をする権利を失うこと











































『アイシテル』









その言葉を胸に秘めて




　　　　　もう少しだけ歩いて行こう

藤圭子さん

綺麗な女の人でした。


とっても　とっても。









昭和４５年か４６年、


広島県三原市の文化センター、


コンサートを観に行きました。









テレビで観るより　うんと小さい顔。


会場全体を圧倒する歌声。


















真から素敵な女性。
















死に至った原因はわかりません。


本当のところは　私たちには永遠にわからないでしょう。

















　　　　　　　　　　　希代の歌姫に　　合掌