落葉の積もる場所

- The way I was -
 

ひとり映画♪

2010年10月29日 | WEBLOG
                  


さあ!



















スポーツの秋だ!      (最近、ゴルフも野球もつらくなってきた   )








食欲の秋だ!!       (お酒がないと、何も食べる気がしない   )




















と なれば、   残るは、 芸術の秋!!        

















けれど  絵は描けない、  写真撮影もド下手・・・    






そんな私にとって、  芸術と言えば 映画鑑賞!     ← つまり受け身 






















てなわけで、



福岡の映画評論家、 はなこころさんが紹介されていた作品。







先日、 広島での上映最終日と知り、 押取り刀で駆けつけました。






場所は、広島市中心部にある 「シネツイン本通り」 という映画館。







近年、 シネコンが台頭した結果、 広島市中心部の映画館が立て続けに閉鎖した中、



ここを含め いくつも映画館を経営されて頑張っておられる女性社長さんは、



広島の映画ファンにとって、 女神のような存在の方なんです。








そして、 もちろん、ひとりきりで観ました   (映画はひとりで観るのが好きです )






































  
アルゼンチン・スペイン合作映画  『瞳の奥の秘密』





















華ちゃんのように、 アクション系の痛快活劇をチョイスして、



心の曇りを解消することも考えましたが、 



なにぶん高齢でもありますので、心臓への負担を考慮し、 アートシアター系の作品に決めました。





















内容につきましては、




はなこころさんが、 秀逸な紹介文を書かれていますので、どうぞご参照ください。
























私は、 簡単な感想だけ述べますが、 






緊張感、 焦燥感、 喪失感、 エンタメ性、 愛の形、 



そして、 死刑存廃問題についても考えさせられる、 バランスの取れた佳作でした。















スパニッシュ系の映画って、 意外にも日本人に合うような気がします。


















ハリウッドでのリメイクも決定。





主人公は ジョージ・クルーニー、  相手役は、サンドラ・ブロックあたりがいいかな・・。
 



















松本人志の映画を観てドン引きし、 映画館から足が遠のいていた私にとって、



久しぶりに 「観てよかったぁ」 と、心の底から思えた一作、 



広島での上映は既に終わりましたが、 まだやってる地方もあるかも…です。









DVD化も期待できそうですので、



機会があったら、 是非ご覧になってみてくださいませ。










     註) かなり残虐なシーンが含まれていますので、お子様にはおススメできません。














                         

MAIL SUSPENSE 3

2010年10月24日 | WEBLOG
                          











                  




そのままオフィスに 居続けられるほど、



私の神経は、極太ではありません。











取り立てて 用事もないのに、 できるだけ遠方の取引先にアポを取り、



そそくさと車で外出。 









そして夕方、 ヒロミさんが会社を後にする頃を見計らって



こっそり帰社しました。。

















まるで、 押入れの中に隠れていた間男がこそこそ出て来るような




           非常に 間抜けな状況。。     















しかし、 私にとっては 立場上、本当に 一大事だったのです。    
















































































     第三幕  再び私の部屋


          
              も ち ろ ん 、  画 像 は イ メ ー ジ で す




 














闇の時間、 





私にとって  まるで悪魔が潜んでいるかのような 辛く長い夜がやって来ました。


























ショッキングなメールが届いてから、 24時間。







私の焦燥感は、 限界に達していました。




















ヒロミさんに聞こう!   「いったい昨日のメールは何だったの?」 と。









そして、 素直に謝ろう。










怒られても仕方がないことだから・・。





















































意を決して、ヒロミさん宛のメールを打ち始めようとした








                           まさに  その刹那・・












































                     


着信   〇〇ヒロミ










































で ・ ・    出たぁ






















ついに、 直撃電話だ!



















あ~~~   ちっぷよ、落ち着け!     落ち着くのだ・・・・


























































恐る恐る電話に出た私の耳に聴こえてきたのは ヒロミさんの低く小さな声。















































「あのー、ちっぷ部長。  昨日、私からの変なメール 届いてますぅ?




実は、 あのメール 私の姉に送ったつもりだったんです。




姉がしつこく 変顔の写メを送って来るもんで 怒りの返信を入れたら




ちっぷ部長からの業務連絡メールに返信しちゃってて・・、











本当にすみませんでした。


















































・・・・・・・・・・・・・・・








































 

バンズァ~イ♪














































   いいの いいの 





   たぶん、そんな事だろうって思ってたんだ ♪




   全然、気にしなくていいからね。





   でもさー、  お姉さんって 面白い人なんだねー ♪































急に饒舌になった私は、 ヒロミさんとの電話を切るや否や、





一目散に冷蔵庫へと向かい、  缶ビールをプシュ と開けたのでした。















































































後日談













2年後、 赤ちゃんを授かり、退職することになったヒロミさん。



その送別会の席で、 こっそり彼女に打ち明けました、 C子さんのこと。



そして、 あのメールでビクビク過ごした 24時間のこと。





















  


いやだー、 ちっぷ部長



二人の関係は 最初からC子に聞いてましたよ



もちろん別れたこともですよ。








部長、 女は 部長が思ってる以上におしゃべりなんです。






これからも 色々、気をつけてくださいね。






































  










































「杞憂」 とは
 



《中国古代の杞の国の人が、天が崩れ落ちてこないかと心配したという、「列子」天瑞の故事から》

心配する必要のないことをあれこれ心配すること   取り越し苦労


































 Fin 














                      

MAIL SUSPENSE 2

2010年10月19日 | WEBLOG













そのメールを見た瞬間、 





いろいろな不安が 私の脳裏を駆け巡ったことは言うまでもありません。


































C子さん、 ヒロミさんに話しちゃったんだー











明日から 職場で  ヒロミさんと どう接したらいいんだ・・
































            具体的な問題が 次から次へと思い浮かびます。









































いつものように 挨拶してくれるのだろうか・・










           頼みもしないのに、笑顔で入れてくれてたコーヒーは?










他の社員たちが 妙な雰囲気に気づいてしまうかも・・








  


          そのうち ヒロミさんが 誰かに喋ってしまうかも・・






















こんなことになるなら 早く打ち明けておけばよかった・・     























       ・ 。   ・ 。   ・ 。   ・ 。   ・ 。  ・ 。




































悶々としたまま 眠れない夜は更けて行き、

















そして、 容赦なく 朝が訪れました























私のナヤミを嘲け笑うかのような、  眩しい 眩しい朝日。。











































































     第二幕  朝のオフィス


          


































ちっぷ)       (つとめて明るく)  おはよー!   








ヒロミさん)     おはよーございまーす!   ニッコリ   














































 
 

ニッコリ  ? ? ? ? ? ?














ム~~   そー来るか    そー来るのか・・



















「真綿で首を」的な作戦か・・












「寝顔に濡れタオル」的なやり口なのか・・・













やっぱり、女性は  そういうやり方で来るのか・・・・




























































つづく   


































ps ;  こんな駄々話で 皆さまから何度もコメントを入れていただくのは気が引けますので、 コメ欄は閉じておきます。


















ps2 ;  国家資格試験シリーズ第一弾「宅建」は、かろうじて合格いたしました  (正式発表は12月ですが)。



         皆さまの叱咤激励に深く感謝しつつ、引き続き次の資格取得に挑みまーす。




                                   












                   

MAIL SUSPENSE 1

2010年10月10日 | WEBLOG












今から6年ほど前のこと。





















当時 私の部下だった女性、ヒロミさん。











20代だった彼女は、 明るく穏やかな性格で、 




おまけにしっかり者の頑張り屋さんで




ご主人とふたり、 マイホームを手に入れるため




一生懸命働いている 素敵な女性でした。
















































そんな彼女から、 ある夜 携帯メールが入りました。





























































てめえ


ふざけてんじゃねえぞ































                   






















                   













































































その頃、 私は ある女性とお付き合いをしていました。











それは、  ヒロミさんの親友C子さん(仮名)。






























































一度、ヒロミさんに招かれて 3人で食事を共にしたことがあったのですが、






その際、 











     「ちっぷ部長、C子には手を出さないでくださいよー、 





                 彼女には婚約者がいるんですからね♪」












             と 冗談めかしながら 釘をさされていたというのに、、、

















































その後、  C子さんと私は、 ヒロミさんに内緒で、  逢瀬を重ね、、









そして、 例によって 私側の一方的な理由で    別れてしまっていたのです。



            ( つまり ひどい別れ方 ・・  )

































































つづく   














































 



まことに勝手ではございますが、 続編は来週以降掲載の予定です。


コメントをいただいても、 お返事が遅くなりますこと、ご容赦願います。