今日のヤフーニュースです。
長15センチほどの深海魚デメニギス(学名:Macropinna microstoma)。緑色の球状部分が円筒形の高感度の眼で、戦闘機のコックピットを思わせる頭部から真上に飛び出ている (写真)。通常の眼の位置にあるのは鼻に相当する器官だ。この写真は23日に公開されたが、撮影は2004年に行われていた。
写真を撮られてから、発表まで間があるのはどうして?
写真を見てどこが目なのか一瞬わかりませんでした。
魚や鳥の眼は頭の側面にあるので、右眼と左眼で見える世界は違うはずです。
捕食されるグループの動物は、外敵の接近を知るために広い視野が必要となります。
一方、狩猟する側は、正確な遠近感を判断するために眼が正面に行き、両眼視できるよう進化したといわれています。
さて、写真のこいつは、どっちだ?
視力、視野、視機能の最強生物発見でしょうか!?
しかし、じつはもっと面白いのはカエルでしょうか。
オタマジャクシは右にある物体は右眼網膜に投影され、網膜から出た視神経繊維の
すべてが視交叉で交叉して左脳にいくと。
オタマジャクシからカエルに変態すると、視野の右にある物体は両眼網膜の左側に
映ると。
右眼網膜の鼻側から出る視神経繊維は視交叉部で交叉し、左眼網膜の耳側から出る
視神経繊維に視交叉部で交叉しない繊維が出現すると。
右眼網膜からの交叉繊維と左眼網膜からの非交叉繊維が視索を作り左脳に入ると。
オタマの視神経繊維→全交叉
カエルの視神経繊維→半交叉(非交叉繊維が出現)
なんか書くとややこしいですが、カエルになると両目で見ているらしいです。
どんな感じなのか、カエルに聞いてみたいですね。
オタマ時代の方が良かった、なんて思っているかもしれません。
「あれはいいよう~」といわれそうですが…。
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長15センチほどの深海魚デメニギス(学名:Macropinna microstoma)。緑色の球状部分が円筒形の高感度の眼で、戦闘機のコックピットを思わせる頭部から真上に飛び出ている (写真)。通常の眼の位置にあるのは鼻に相当する器官だ。この写真は23日に公開されたが、撮影は2004年に行われていた。
写真を撮られてから、発表まで間があるのはどうして?
写真を見てどこが目なのか一瞬わかりませんでした。
魚や鳥の眼は頭の側面にあるので、右眼と左眼で見える世界は違うはずです。
捕食されるグループの動物は、外敵の接近を知るために広い視野が必要となります。
一方、狩猟する側は、正確な遠近感を判断するために眼が正面に行き、両眼視できるよう進化したといわれています。
さて、写真のこいつは、どっちだ?
視力、視野、視機能の最強生物発見でしょうか!?
しかし、じつはもっと面白いのはカエルでしょうか。
オタマジャクシは右にある物体は右眼網膜に投影され、網膜から出た視神経繊維の
すべてが視交叉で交叉して左脳にいくと。
オタマジャクシからカエルに変態すると、視野の右にある物体は両眼網膜の左側に
映ると。
右眼網膜の鼻側から出る視神経繊維は視交叉部で交叉し、左眼網膜の耳側から出る
視神経繊維に視交叉部で交叉しない繊維が出現すると。
右眼網膜からの交叉繊維と左眼網膜からの非交叉繊維が視索を作り左脳に入ると。
オタマの視神経繊維→全交叉
カエルの視神経繊維→半交叉(非交叉繊維が出現)
なんか書くとややこしいですが、カエルになると両目で見ているらしいです。
どんな感じなのか、カエルに聞いてみたいですね。
オタマ時代の方が良かった、なんて思っているかもしれません。
「あれはいいよう~」といわれそうですが…。
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