バレンタインの思い出

どこに行ってもチョコレートをたくさん売っていると思ったら、バレンタインデーまで２週間を切りましたね。

小学生の高学年らしき女の子がお友達とチョコを一生懸命選んでる姿などを微笑ましく見守ってしまう私がいます。
私はすっごくシャイだったので、小学生の時に好きな男の子にチョコを渡すなんて勇気はまったくなかったですけど・・・

でももう少し成長して、ありったけの勇気を振りしぼって、気になる男の子にチョコを渡すと決めた日は、バレンタインデーの前日からすごく緊張したのを今でも覚えています。

その彼のバイト先まで渡しに行ったのですが、まずその建物の前で『やっぱり渡すのなんて無理かも～』と３０分は足を踏み出せずにいました。

やっと自分を奮い立たせて中に入って行ったものの、彼がバイト先のスタッフの女の子と何やら話をしながら笑っている最中で、またまた気持ちがめげそうになったり・・・。
でも他のスタッフさんに「何かご用ですか？」と声をかけられ、逃げるに逃げられなくなり、そこでやっと観念して彼を呼び出してもらいました。
あの時のスタッフさん、あなたのおかげで人生初チョコを無事に渡せましたよ！
ありがとうございます。

「俺に会うにはホントはアポが必要だぞ～！」なんて照れ隠しなのか、そんな憎まれ口を叩かれたりしたけど、ちゃんと受け取ってもらえてうれしかったなぁ。

でも、ずーっと緊張した状態が続いていたせいか、渡してホッとした途端、冗談抜きで熱が出ました。

そんな純情な時もあったなぁ～と、ここ数年、バレンタインデーが近づくたびに思ってます。

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