各地で台風の大きな被害が予想され、
避難が呼びかけられている地域もあったこの日、
ここ北国はまだ台風圏外で、
いつもの雰囲気のまま……でした。
一週間ぶりの、K先生の伴奏で、
生き返ったような気持ちがしました。
10月19日のステージにむけて、
仕上げの段階に入ったはずなのですが、
指揮者N先生からは、
まだまだ基礎基本について、
指摘されています。
自分たちは、何度も何度も歌っている曲なのですが、
聞いてもらえるチャンスは、一回のみ。
一回しか聞けない観客のみなさんに、
歌の意味するところを伝える責任があるのですが、
これがなかなか難しい。
特に、「茶かほる」。
「神様の絵筆」など
自然のもつイメージを豊かに膨らませている言葉がたくさん
使われているのですが、
現状は、
メロディーの流れになんとなくついていくのがやっと……。
歌詞がはっきり、するすると出てくるように、
脳味噌フル回転でがんばりましょう。
「学生時代」は、
1964年にペギー葉山が歌い、大ヒットした曲です。
「つたのからまるチャペル」のある学校……
という設定が醸し出す雰囲気も
人気の要因になっていると思います。
この曲、私は「中学校の音楽の教科書」で知りました。
「つたの絡まるチャペル」にも「讃美歌」にも「ろうそく」にも
縁のない学校だったけれど、
北国を感じるこの曲調は、気に入っていました。
今「星の会」で歌っているのは、
「寺嶋陸也」編曲です。
けして、奇をてらった刺激的なハーモニーづけではないのに
ハーモニーは微妙な色合いのなかで、
十分変化に富んでいて、
一見(一聞??)地味に聞こえる伴奏も
実に多彩!!
淡い色合いの水彩画、のようです。
キラキラ輝く宝石でいろどったような
横山潤子編曲の「時代」の伴奏と、
並べて聞くと、好対照で、
また一段と魅力的です。
「茶かほる」は色合いよりは、
流れが魅力的な伴奏です。
この違いまで聞き取ってもらえるように
歌のほうも変化に応じられるように、
なりたいですが、
そこは、まだまだ発展途上かも……??
「コーラス星の会」まだまだ伸びしろあります。
乞うご期待!!
そして(突然ですが、本題に戻ります。)
「今月の歌集から」は
なんと「ウィーンわが夢の町」です。
「星の会」として歌ったのは、
10年以上前なので、
初めて楽譜を見る団員も多く、
音取から練習しました。
加線の多い楽譜で読みにくいことこの上ない。
テノールは
メンバーが苦手とするへ音譜表、で書かれていて、
ちょっと手間取りました。
華やかな「ウィーン」の雰囲気に浸には
もう少し練習が必要です。