中華街ランチ探偵団「酔華」

中華料理店の密集する横浜中華街。最近はなかなかランチに行けないのだが、少しずつ更新していきます。

心やすらぐアットホームな「純喫茶モデル」にてナポリタン

2018年02月06日 | おいしい横浜

 「純喫茶」♪
 懐かしい名前だよね。昭和30年代から50年代初め頃にかけて、あちこちで見かけたものだ。
 純喫茶と対になる喫茶とはなんだろう、不純喫茶かな…
 
 そんな名称があるわけはない。そもそも純喫茶というのはお酒類を出さない喫茶店のことだ。
 ならばお酒を提供する喫茶店とはなにかというと、カフェというらしい。
 昭和30年代にはカフェではなく、カフェーというのが真金町や永楽町にたくさん並んでいた。
 これは遊郭の名残だ。戦後、米軍が進駐してきて遊郭が廃止されると、それに代わる施設として赤線が出現した。
 そのエリア内で形を変えて営業を始めたのがカフェーだ。そこでは当然、女給さんがいてアルコールも提供されていた。

 そんなカフェーとは違う、完全な喫茶店ということで純喫茶と名乗っていたらしい。


 こちらの純喫茶「モデル」は昭和49年の創業。
 家族経営でなんとも、ほのぼのとした喫茶店である。
 煉瓦がノスタルジックでしょ。レジも旧式でなんだか嬉しくなる。

 聞けば「時をかける少女」(リメイク版)のロケに使われたそうだ。


 あれ~、ビールが置いてあるぞ~。
 ということは純喫茶ではないのか……
 昔とは違うのかもね。


 この日、食べたのはナポリタン!
 具が彩りがいいね♪
 ピーマン、トマト、玉ねぎ、人参のほかに茄子が参加。
 緑・赤・白に加えて紫色が映える演出が美しい。


 店内には飲食関係の雑誌などが置いてあるので、それらを読みながら完食。
 こころ安らぐ、アットホームな喫茶ナポであった。

 

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (管理人)
2020-06-06 11:33:10
>ミドリムシさん
昭和49年の石川町。。。。。。。メモメモ
覚えておきます。
図書館に行ったら調べてみたいな、美人喫茶。
返信する
Unknown (ミドリムシ)
2020-06-04 15:29:38
すいかさん…昭和49年の石川町に…このお店ではなかったかも知れないんですが、美人喫茶がありました。お友達の彼女(ミス横浜)がアルバイトしてる。と、 聞いて…やじ馬として、見に行きました。珈琲が、700円位だったと思います。
返信する
そうですね (管理人)
2018-02-08 05:04:44
昭和の喫茶店はいいですね😃
関内にあるバンビもお勧めです。
返信する
和みますね (赤飯番長)
2018-02-06 14:37:09
酔華さん、こんにちわ。。。

こうゆう純喫茶、見なくなりましたね。
スタバとかより断然良いと思います!!
ナポもトマトソ-スじゃ無くてケチャップで
味付けしてそうww(^^♪
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