eです。
ドキュメンタリー映画「風は生きよという」の
完成記念上映会&シンポジウム、
無事に終了いたしました。
取材開始から、長いようであっという間の1年間。
尊厳死の法制化の動きを受けて、
まっさきにターゲットになる可能性の高い
人工呼吸器ユーザーとして
なにかできることはないか。
そんなところから出てきた活動です。
「人工呼吸器を付けて、家族に負担をかけて、
身動きやコミュニケーションが取れなくなってまで
生きていきたくはない」
という一般的な認識が、
ややもすると、
尊厳死の法制化賛成に加担する結果になりかねない。
家族に負担をかけるのは、
あなたが人工呼吸器を付けたからではなく、
家族以外の支援者がいないからです。
人工呼吸器を付けた人が皆、
身動きが取れなくなったり、
コミュニケーションが取れなくなったりする訳ではなく、
身体やライフスタイルにあった福祉機器、
医療機器が見つかれば、どんどん社会とつながります。
人工呼吸器を付けたとたん、
人としての価値が無くなる訳ではないのです。
むしろ、新たな価値が生まれてくるかも。
それを伝えなきゃ。
そんな想いから、出来上がった映画です。
がんばっている人に対する過剰な賞賛や
悲劇の人への深い同情を誘うような
そういういやらしい映画ではなく、
人工呼吸器ユーザーの、淡々とした日常の中の、
当たり前にある「喜び」と「しんどさ」とを、
淡々と伝える映画になっています。
同じテーマ感と想いを持って作品作りにご尽力いただいた
宍戸大裕監督には心から感謝。
音楽の末森さんは、
ギター1本で素敵に演出してくださっています。
登場人物の印象に合わせて音楽を作ってくださいました。
当日、生演奏をご披露いただきました☆
一度聞くと、頭の中をぐるぐるします(笑)
他にも、整音の米山靖さんが
映画の随所に人工呼吸器が起こす風を取り入れ、
地域の中に人工呼吸器ユーザーが浸透していくようすを
演出してくださっています。
また、ナレーションの石井テルユキさんは
穏やかな、優しいボイスで、
淡々としたこの映画をふんわりさせてくれています(笑)
アニメーションの植田さんは、
一緒に打ち上げに参加してくださった時に、
「この映画、障害者の事を取り上げているけど、
実は、障害の有無に関係なく、
すべての人の生きること、に通じますよね?
自分も、いろいろ生きにくいなぁと感じることはあるし、
自分にも十分共感できる作品でした。
この作品作りにちょっとでも参加させてもらえて
本当にありがたかったです。」
と言ってくださって、すごくうれしかったです。
そして当日は、ホントにたくさんの方々にご参加いただき、
大変うれしく思っています。
まだ、アンケートを見ていません。
私たちの想い、どんな風に伝わったんだろう?
でも、
「今後、ぜひうちで自主上映会をやっていきたい」
と言ってくださる方々がたくさんいらっしゃって、
本当にありがたい限りです。
今後、ちゃんと字幕や音声ガイドなどの
情報保障を整え、準備体制を整えた上で、
全国で上映会を行なってもらえるように、
全国キャラバンやっていきたいです。
この映画、人工呼吸器ユーザーや支援者、
福祉、医療関係者はもちろんですが、
できればもっと、障害者にまったく関わったことがない、
私たちの普段の生活とはまったく関係ないところで
生活しているような人たちに見てほしいのです。
そして、シンポジウムでも言いましたが、
どんな重度の障害を持っていても、
自由に、自分らしく、地域の中で
当たり前に生きていける環境が整えば、
こんな映画を作る必要も広げる必要も無い訳で、
早くこの映画を消滅させるために一生懸命全国に広げる、
という活動は、なんだかちょっと不思議な気分です(笑)
さぁ、全国キャラバンしなくてすむ日は、
一体、いつ訪れるのでしょうか(笑)
皆様、応援よろしくお願いします☆
ドキュメンタリー映画「風は生きよという」の
完成記念上映会&シンポジウム、
無事に終了いたしました。
取材開始から、長いようであっという間の1年間。
尊厳死の法制化の動きを受けて、
まっさきにターゲットになる可能性の高い
人工呼吸器ユーザーとして
なにかできることはないか。
そんなところから出てきた活動です。
「人工呼吸器を付けて、家族に負担をかけて、
身動きやコミュニケーションが取れなくなってまで
生きていきたくはない」
という一般的な認識が、
ややもすると、
尊厳死の法制化賛成に加担する結果になりかねない。
家族に負担をかけるのは、
あなたが人工呼吸器を付けたからではなく、
家族以外の支援者がいないからです。
人工呼吸器を付けた人が皆、
身動きが取れなくなったり、
コミュニケーションが取れなくなったりする訳ではなく、
身体やライフスタイルにあった福祉機器、
医療機器が見つかれば、どんどん社会とつながります。
人工呼吸器を付けたとたん、
人としての価値が無くなる訳ではないのです。
むしろ、新たな価値が生まれてくるかも。
それを伝えなきゃ。
そんな想いから、出来上がった映画です。
がんばっている人に対する過剰な賞賛や
悲劇の人への深い同情を誘うような
そういういやらしい映画ではなく、
人工呼吸器ユーザーの、淡々とした日常の中の、
当たり前にある「喜び」と「しんどさ」とを、
淡々と伝える映画になっています。
同じテーマ感と想いを持って作品作りにご尽力いただいた
宍戸大裕監督には心から感謝。
音楽の末森さんは、
ギター1本で素敵に演出してくださっています。
登場人物の印象に合わせて音楽を作ってくださいました。
当日、生演奏をご披露いただきました☆
一度聞くと、頭の中をぐるぐるします(笑)
他にも、整音の米山靖さんが
映画の随所に人工呼吸器が起こす風を取り入れ、
地域の中に人工呼吸器ユーザーが浸透していくようすを
演出してくださっています。
また、ナレーションの石井テルユキさんは
穏やかな、優しいボイスで、
淡々としたこの映画をふんわりさせてくれています(笑)
アニメーションの植田さんは、
一緒に打ち上げに参加してくださった時に、
「この映画、障害者の事を取り上げているけど、
実は、障害の有無に関係なく、
すべての人の生きること、に通じますよね?
自分も、いろいろ生きにくいなぁと感じることはあるし、
自分にも十分共感できる作品でした。
この作品作りにちょっとでも参加させてもらえて
本当にありがたかったです。」
と言ってくださって、すごくうれしかったです。
そして当日は、ホントにたくさんの方々にご参加いただき、
大変うれしく思っています。
まだ、アンケートを見ていません。
私たちの想い、どんな風に伝わったんだろう?
でも、
「今後、ぜひうちで自主上映会をやっていきたい」
と言ってくださる方々がたくさんいらっしゃって、
本当にありがたい限りです。
今後、ちゃんと字幕や音声ガイドなどの
情報保障を整え、準備体制を整えた上で、
全国で上映会を行なってもらえるように、
全国キャラバンやっていきたいです。
この映画、人工呼吸器ユーザーや支援者、
福祉、医療関係者はもちろんですが、
できればもっと、障害者にまったく関わったことがない、
私たちの普段の生活とはまったく関係ないところで
生活しているような人たちに見てほしいのです。
そして、シンポジウムでも言いましたが、
どんな重度の障害を持っていても、
自由に、自分らしく、地域の中で
当たり前に生きていける環境が整えば、
こんな映画を作る必要も広げる必要も無い訳で、
早くこの映画を消滅させるために一生懸命全国に広げる、
という活動は、なんだかちょっと不思議な気分です(笑)
さぁ、全国キャラバンしなくてすむ日は、
一体、いつ訪れるのでしょうか(笑)
皆様、応援よろしくお願いします☆