スタッフのつぶやき

CIL東大和のスタッフが徒然なる日常をつぶやきます。時にズバっと斬りこみます!

東京2020オリンピック・パラリンピック「IPCアクセシビリティガイドライン」から見た日本の競技施設」学習会行ってきました!

2015-03-05 14:53:21 | インポート
3/4(水) バリアフリー院内集会に行ってきました!


講演では世界各国のスタジアム等の最新ユニバーサルデザイン事情のご紹介があり興味深かったです。
しかし、残念ながら現在では世界のバリアフリー基準からは大きく日本は遅れをとっていることを痛感しました

例えば、
・日本では『ある特定の場所に車いすが密集している形で数も僅か』ですが、アメリカ等は車いすが横にも縦にも
 点在しており、観覧席の選択が可能である配置です。
 そしてそこには、「介助者」席ではなく、「同伴者」席があること。
 (「同伴者」とともに楽しむ権利があり、そこに補助犬も存在します。)

・観戦中に前列の人が立ちあがった場合でも、車椅子席の人が観戦を遮断されない視線を確保すること。
 (サイトラインの確保)

・情報保障としての実況解説サービスの提供(視覚障害者向けラジオ受信機の貸出)

・ロンドンでは〈お祈りの部屋〉や〈補助犬用のトイレ〉なんてものまであり・・・
 様々な配慮が大変素晴らしいなあ~と思いました。


講演の閉めに DPIの佐藤さんが発信された言葉の中に
「アメリカに行ったとき、人間になった気がした。 普通の人と同じ・・・」という言葉には
日本のバリアだらけの環境の悪さを物語っているな~と感じ


障害ある人が「会場にアクセスできる」だけではなく、『誰もが満喫できる=障害ある人もない人も同等に楽しめる』
が重要であることを確信しました
東京2020オリパラには、『誰もが利用しやすく、試合やイベント等を満喫できる』
《お・も・て・な・し》 是非これを実現したいものです。


YUMI




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