スタッフのつぶやき

CIL東大和のスタッフが徒然なる日常をつぶやきます。時にズバっと斬りこみます!

ネパールをバリアフリーに!

2016-02-08 18:08:46 | インポート
来月3月に、「ネパールTRY」というイベントが開催されます。

「TRY」というイベントは、1980年代から
関西の自立生活センター「メインストリーム協会」が日本で始めたもので、
駅のバリアフリー化を訴えながら、
大阪駅から東京駅までの線路沿いを、
野宿旅で1ヶ月かけて歩くというイベントです。

日本では、交通バリアフリー法ができたことで
国内での開催は終了となりましたが、
この運動が今はアジアの国々に広がっています。

2001年の「日韓TRY2001」では、
私は韓国の釜山からソウルまでの500キロを歩きました。
2007年の「アジアTRY」では、
当センターのスタッフや利用者さんたちも参加し、
アジア各国から集まった200人と共に、韓国の街を練り歩きました。

その後、2009年の「台湾TRY」、2011年の「モンゴルTRY」を経て、
とうとう今年の「ネパールTRY」に至っています。

なぜ今「ネパール」なのか?

ネパールでは、去年大きな地震がありました。
耐震工事などが施されていない建物ばかりで、街は壊滅。
これから復旧工事が行われ、建物なども再建されていきます。

つまりこれは「チャンス」です!

今までバリアの多かった街が一度つぶれ、再建していく今だからこそ、
障害者のニーズを伝え、
バリアフリーな街を作り直す大きなチャンスとなっているのです。

そこで、アジアの途上国各地にいる障害者の仲間たち200人がネパールに集まり、
ネパールの街を誰もが住みやすいバリアフリーなものにしていくために、歩きます!

ネパール国内外の参加者は6つのグループに分かれ、
ポカラ、キルティプル、ナランターン、ポダウリ、ドゥリケルをスタート地点とし、
1日約10km歩きながら、
バリアフリーと障害者の権利についての法律制定行政交渉等の啓発活動を行い、
カトマンズの中心部を目指します。

そこで、みなさんにお願いがあります!

当センターでは、ネパールには行きませんが、
現在、このイベントを成功させるための活動資金を集めるために
募金活動やTシャツ販売を行っています!

「TRY Tシャツ!」
1枚、1000円で販売しております!

皆さまの支援・ご協力お願いします!

支援していただいたお金は、
アジア各国で自立生活運動のための活動していて、
今回もネパールのために一肌脱ごうという心意気はあるものの、
ネパールに集まることが困難な仲間たちの交通費に充てさせていただきます。

Tシャツは、 M と L がありますが、それぞれ大きめのものです。
デザインは



当センターでは、あと45枚ほどありますが、
早く買わないとご希望のサイズが無くなってしまう可能性があります!

皆様からの1000円がネパールの街をバリアフリーに変えていきます!

ご協力いただける方は、ぜひお早めに当センターのスタッフまでお声掛けください。
よろしくお願いいたします。

海老原