スタッフのつぶやき

CIL東大和のスタッフが徒然なる日常をつぶやきます。時にズバっと斬りこみます!

片っ端から諦めない!(利用者さん寄稿)

2019-10-09 20:27:24 | インポート
はじめまして!こんにちは!AM頚損です♪

私は、2016年7月に高校の行事でアスレチックに行ったときに、
綱渡りの遊具で遊んでいて落ちてしまい、
首の骨を折ってしまって頸椎損傷になりました。

最初はもう歩けないと言われ、絶望しかなかったのですが
リハビリをしていくうちにまだできることはたくさんあると知りました。

まず、最初に車いすバスケというスポーツがあることを知りました。
ですが、状態が悪いのでできないと言われ諦めようとした時に
リハビリ病院で仲良くなった先輩に「ツインバスケ」というスポーツがあることを教えてもらいました。
ツインバスケの主な選手は頸椎損傷の方です。
ツインバスケは今も続けています。
とても楽しく、状態が悪くてもできるスポーツなので
是非、機会が有ったり、興味がある方はやってみてください!

私は、上記のような出来事があってから、
車いすだから、障害者だからといって諦めていることを
どんどんやってみようと思いました。

そして、車の免許を取れることを知り、取りに行きました。
無事、免許をとって車も買いました。
そしたら、今までの生活が変わりました。
行動範囲も広がり、友達と遊ぶ時もいろんなところに行けるようになりました。

そして、諦めていた海に遊びに行くという事に挑戦してみました。

まず、携帯でバリアフリーな海と調べてみました。
すると、大洗サンビーチ海水浴場と言うところが出てきました。
茨城県にあるバリアフリーの海水浴場でした。

友達にそれを伝えて一緒に行こうと誘ったところ、
一緒に行ってくれると言ってくれました。

私が住んでるところから4時間ぐらいで着きました。
まず、最初にバーベキューをしました。
バーベキューをやるところは残念ながら砂だったので
普通の車いすを自走して行けなかったので、
友達に運んでもらいました。

バーベキューが終わり、ついに海に入る事になりました。

そこには車いす用のトイレや、更衣室、シャワー室がありました。
車いす用のトイレは、高床式ではなかったのですが、
なかなか広い洋式のトイレでした(手すり有りました)。
更衣室は、座れるぐらいの奥行があり、
足を延ばせるぐらいの長さがありました。
正直、自分でトランスが出来ない方は、
一緒に来ている人に助けてもらわないと厳しいと思います。

海に入るときは、
海に入るための三輪の車いすを貸してもらい
自走は状態のいいひとならできると思いますが、
私はちょっときつかったので友達に押してもらいました。

その三輪の車いすは砂浜を軽々と行きます。
そして海に入るのもその三輪の車イスなのでそのまま海に入ってみました。
すると、波が強くて車いすごと倒れそうになりましたが、
ギリギリ耐えられました。

波が強い時は入らないことをお勧めします。

海を上がり一番気になっていたシャワー室に行きました。
見るまでは、高床があってそこで浴びれるのだろうと思っていましたが、
普通より広い普通の浴室でした。

係の人に聞いたら、海に入った三輪の車いすのまま浴びると言われました。
本当に大丈夫なのかと半信半疑で浴びてみたら、
三輪の車いすは、水が抜けるようになっていて、全然普通に浴びれました。
砂が残ってる感じもなくとてもすっきりしました。

駐車場で障害者手帳を見せれば海の近くまで車を持っていけるので、
帰り疲れていてもすぐに車なので、そこはとても助かったしすごく楽でした。

是非、海に行くことをあきらめている人もぜひ行ってみてください。
とても楽しい思い出になりますよ!

これからもやってもいないのに諦めてることを、
かたっぱしからやっていこうと思います!



見て頂きありがとうございました。