スタッフのつぶやき

CIL東大和のスタッフが徒然なる日常をつぶやきます。時にズバっと斬りこみます!

車いす、されど車椅子

2016-07-04 15:35:28 | インポート
ど〜もiです。
すっかり更新が滞ってしまい、すいません。

今回は、ちと私事絡みで。

今の車いすをつくってから、約10年。
つい最近、スタッフの車いすがフレームの溶接部分から、ポキっといった感じで折れるというトラブルが発生。
ちょうど研修の最中で代わりの車いすを手配やなんやらで、当面の足を確保するのにてんやわんや。
ひとつ間違えば、大きな事故になっていたかもしれない。

私も昨年、まだ施設にいた時に、車いすのシート下のクロスバー部分が乗っている時に、バキッと突然折れてあせった経験あるだけに、とても他人事とは思えない。

部品交換で対応できるならまだしも、さすがにフレームそのものが出先、しかも遠方とかで折れたりしたらと…

そのスタッフも、いずれもう一台をつくり、今使っているものを予備にまわそうと考えていた矢先での事、さっそく新しいのをつくるというので、それに便乗し私も同じ業者さんで新しくつくることにしました。

そうはいっても、ホイッと自転車みたいに手軽には買えない。
私が使っているもので、総額30万円ほどかかった。
たしか、公費で半分ほど出たので、残り半分は自己負担。

車いすは制度上、補装具という扱いになる。

[補装具費支給制度の概要|厚生労働省]
http://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/yogu/gaiyo.html

補装具費として支給されるわけだが、当然、申請手続きがある。
なかでも判定手続きが、煩雑というか面倒くさい。

障害の状態をみて、あなたには、これこれ、こういった車いすが必要ですねと書面にする作業、言ってみればカルテをつくるようなもの。

この作業が住んでいる自治体の施設とか、どこででも出来ればいいけど、指定されている場所でしか出来ず、都の場合は23区内に1カ所、三多摩地区に1カ所しかない。

自治体の障害福祉経由での予約が必要で、私の場合、申請から1ヶ月半ほど先の予約となった。
ここでの判定結果がでて初めて、車いすのオーダーとなるので申請から納車まで3~4ヶ月くらいはかかる。

障害の状態に大きな変化がなければ、書類判定だけでもOKという場合もあるが、今回は実地判定が必要となった。
このあたりの判断は、住んでいる自治体に委ねられているそう。

何かを新調するのは、誰でも楽しみな作業だと思う。
まして、それが毎日使うものなら尚更のこと。

この写真は、今、検討している車いすのカタログ写真。



さ~て、今度のフレームカラーは何色にしようかな?
また、途中経過などをアップしますので、どんな車いすが納車されるか、皆さんもお楽しみに~


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