政治は数だ。
だから数を恃める政党は責任があるから、国民にバラ色の夢は見せない。
政治は数だ。
だから数を恃めない政党は責任の負いようがないから、国民にバラ色の夢を見せる。
ただ、数を恃める政党でも、最近ついたばかりの党首は別だ。
自分の統率力に自信がないから、乱暴なことをやりたがる。
岸田さんも自分に自信を持てばいいのだ。
彼のばらまきは、日本の船舶や飛行機の通る、交通の要所にばらまかれている。
そこのご機嫌を損ねたら、いくら無害航行権はあっても、難癖をつけられて通れなくなる。
が、宏池会の対抗派閥である清和会のボーンヘッドプレイにより、自民党の人気はドカンと下がり、東京十五区の補選結果によっては、総裁辞任ということにもなる。
つまり自民がボロ負けし、維新が勝つ筋だ。
もっともこの筋はアングロサクソンが描いたものであり、自分たちでうまくいっている二大政党政治を日本にごり押ししたくて、こんな馬鹿げた図面を描いて、週刊誌に書かせて、日本に押しつけるのだ。
本当にアングロサクソンの嫌らしさったらない。
つまり岸田さんは、交通の要所に金をばらまいて、当面のエネルギーや食糧の補給を絶やさないようにし、アメリカにこびを売って、その筋をアメリカに消させないようにした、愛国的な手筋といえよう。
責任のあるリーダーは、時には、構成員に不人気な政策をとって、長い目で見て得をするようなことをするのだ。
ただ、自民は責任はあるが、維新はどうだろう?
だから維新は乱暴な政策を口にできるのだ。
維新のいっていることは、手術は成功しました、が、患者は一定数亡くなります。
そんな手筋だ。
そんな自分の腕に酩酊する若造の外科医を信じるのは、一か八かの手術が必要な患者だ。
誰だって老練な内科医のように堅実な政策をとる政党に票を流すのだ。
まあ、十年前の汚職より、一日前のばらまきを信じるのが日本の民だ。
どうなるかは、蓋を開けてみるまでわからない。
以上ικμτ