ικμτ、バカの壁にぶつかる。
バカの壁というのは、本の話だけだと思っていたが、実際にあった。
今、ικμτはタロットのプログラムを書いていた。
大アルカナのカード、二十二枚。
それを配列に読み込ませるのだが、ゼロから始まるので、ゼロから二十一。
それを正位置と逆位置で考えるから、四十二枚のはず。
それは計算で出てくるのだが、なぜか納得できず、指を折って数えてみた。
そしたら四十二で確かに合っていることがわかった。
これ、頭のいい人ならば、ぴったし行くはずなのだが、ικμτは算数音痴。
もっとも算数がまともにできていれば、ικμτは「使えないやつ」の、レッテルを貼られて、郵便局をいびり出されずにすんだのだ。
本当にあるバカの壁。
身をもって体験し、自分を憐れむと同時に、同じようにバカの壁にぶつかって困っている人たちに優しい気持ちを持つことができました。