元々虚弱体質があるのではないか?
だから彼らは疲れやすい。
虚弱者はいじめっ子のターゲットになりやすい。
だから常にいじめっ子におびえて神経が過敏になる。
なぜなら五感をフルに稼働させ、ちょっとした周囲の変化に、自分への攻撃への兆しがないかと警戒状態に入るからだ。
そんなわけで神経衰弱状態になる。
その神経衰弱状態が、さらに患者を心身ともに疲れさせる。
そして絶えずヘトヘトに疲れた状態になって、休んでも疲れがとれず、勤怠が悪くなり、教師や上司、そして仲間から攻撃される。
以上ループ。
だとしたら、その虚弱体質や神経の過敏さを認めた上で、何か適応の手立てを考えた方がよい。
さもないと、周囲の攻撃によって、ひねくれるか、心身の二次障害が怖いからだ。
虚弱者にとって、心身共に健康な人たちは敵だ。
健康優良者には、常に疲れた状態というのが想像すらできず、自分たちの標準を精神論で虚弱者に押しつけるからだ。
いずれ虚弱体質の器質的原因が明らかになることだろう。
それまでは、八綱弁証で症を明らかにしてもらい。漢方薬をもらって養生するしかないのであろうか?
そんなことを思ったいけもとであった。