二千二十年東京オリンピックを失われた三十年を打ち破る一大イベントにしたかったようだが、そのもくろみは頓挫した。
そんなことはどうでもいい。
国は報いる気があるのであろうか、コロナと立ち向かい、日夜鎮圧に汗を流す衛生活動従事者に。
他の国ならこんな時に国家の力を発揮せんばかりに衛生活動従事者を叙勲したり名称称号を与えたりする。
計画があっても秘匿しているなら、私のブログは実に野暮だが、こういった無名の英雄女傑たちに叙勲や名誉称号を与えることが国家統治の要諦である。
私が首相だったら、コロナの猖獗が治まり次第、これらの人たちにコロナ特別報償として、栄誉称号を与え、とりわけ功績のある人たちは特別生前叙勲をする。
彼や彼女たちは自分たちの頑張りが認められたと大いに喜び誇りに思うことであろう。
治療法のない感染症の洗礼に立ち向かった衛生活動従事者一人一人に対する、国からのボーナスに。
兵法経営で有名な大橋武夫氏は、きっと自社社員たちにこれらの称号や、記念品を与えただろうと思う。
経営学を知っていても統率がわからない三等トップが増えたのは、戦後の公職追放の忌むべき傷跡である。
以上である。