ノーマライゼーションは大きなお世話だ。
そんなことをされて喜ぶのは、まだ、「世間の温情」を信じている甘ちゃんだ。
ホームレスは知っている。
メンタル障害者は知っている。
自分たちの姿は「自分の持っている力学と社会の持っている力学との社会学的な均衡である。」ということを。
それに社会復帰したところで「三流国民」として、軽蔑と拒絶、そして嘲笑と迫害を受けることを知っているからだ!
身体科の慢性疾患が、患者と外界との病的均衡とするならば、精神科疾患においてもそれはいえるであろう。
仏教めいた言い方になるが、自分の持っている因と社会の持っている縁が因縁和合してメンタル疾患を生じ、その果報として、在宅精神障害者や、檻のついた病院の中の人になるということを、患者は言語化できないレベルで信じている。
それはメンタル科の医師も、声を大にして言えないが認めるであろう。
ある程度心の温かい医者、いや、臨床経験を積んだ医者なら「この患者、どうやって食わせていこう。」と、考えるからだ。
頭の悪い医者はお為ごかしに患者のノーマライゼーションを考えるが、頭がよくて優しい医者なら、「このキーサンは、子供の頃から世間と戦って、そのあげくに病になった。このキーサンを障害者年金なり、生活保護なりでくわせていこう。」と考えるからだ。
それに自分も儲かるしね(ね、号泣先生。これこそ自利即利他の菩薩行だ!。号泣先生。あんたは優しいよ。)
さて、話を号泣先生から元に戻そう。この先生、私をショッカー病院から追い出したくて、あの手この手で嫌がらせをしたからだ。
つまり何が言いたいかというと、患者の持っている因と社会の持っている縁が因縁和合して、発狂なり、自殺なり、犯罪があるということだ。
まだ嫌がらせしてるぜ、ショッカー病院。それにショッカー薬局もな。
まあ、号泣先生風情の嫌がらせではないだろう。ショッカー大学名物のショッカー大学根性であろう。
つまり発狂することで、患者は自分と社会を保護している。
破瓜病が社会から距離をとってそれを冷笑することで、患者なりに、社会を保護し、自分を保護しているのである。
緊張病はもっとラジカルで、「生か死か、外界を破壊するか自分を破壊するか。」とギリギリのところで身動きがとれないのである。
妄想狂は外界をゆがんだ形で認知することにより、社会を告発し、抗議しているのであろう。
自殺と犯罪はそれぞれ一番ゆがんだ形での社会への抗議であろう。
キーサンが自殺して身近な人に当てこすっても、自分を自殺に追いやった張本人だ。
何の痛痒も感じないであろう。
犯罪を犯しても巻き込まれるのは無辜の家族だ。
いや、無辜というのは家族を保護しすぎであろう。
患者のいきづらさに拍車をかけ、さらに患者の抗議に耳を貸さなかった意味では、社会と与同罪だ。
犯罪者。特に大量無差別殺人者にとって、犯罪を犯すことは、恨み重なる外界や与同罪の家族に復讐できて、もって瞑すべしであろう。
が、自殺者同様、彼らの叫びに耳を貸すものはなく、耳を貸しても、自分や家族に対する社会からのフルボッコを恐れ、公に「あんたの気持ちはわかる。」と、加勢する人はいない。
こんな大げさなというか、社会に有害な形で鬱憤を晴らしたくないので、患者はキーサンという形をとったり、ホームレスという形で心の痛みを表現し、社会に復讐しているのである。
これは、イギリスの精神科医、レインが主張した、反精神医学のテーゼにつながる。
私がアリエティやサリヴァンそしてレインの後に発狂したキーサンだからいえることだが、ハリースタックサリヴァンが、八割のキーサンを完全治癒させたという。
つまり残り二割の患者は治療の失敗と有熱緊張病や致死型緊張病(抗NMDA受容体脳炎)の患者だったということだ。
ということは、治療を成功させれば、分裂病はほぼ治癒できるということだ。
機能性分裂病の発症原因と治癒方法を、ハリースタックサリヴァンはつかんだということである。
つかんだからこそ、こんな切れ者は野放しにはできないということで、当局によって、ダブリンで客死させられたわけだが。
アリエティは、その著書、分裂病入門において、引きこもりやホームレスという形で社会に統合されている何らの基礎疾患を持った人々がいると書いている。
彼は公にはしていないが、それが、今でいうところの軽度の知的障害や軽度の発達障害なのであろう。
彼らが社会に統合されるための病的均衡として、引きこもりやホームレス、そして自分や家族の無理なノーマライゼーションの結果として、発狂があるのではないかと、私は思慮する。
それに陰謀国家イギリスとアイルランドのことだ。
そこでアリエティの知見を盗んだアングロサクソン政府の陰謀の結果としての発狂があり、レインはそれを反精神医学という形で、文底秘沈の形で著書で公にしたのであろう。
なんだか話が盛大にずれた。
あ、つまり引きこもりやホームレスという形でのみ、やっと社会に統合され、精神疾患者という形で、社会に統合されている人々もいるのだ。
ノーマライゼーションによって、社会復帰させてもよい。
それでうまくいく場合もある。
が、大多数のキーサンは、小坂英世のいうところのイヤラシイ再発をして、よりやっかいになるだけだ。それに患者は、病前病中の周囲に対する自分に対する仕打ちを決して忘れはしない。
赦すキーサンは、よっぽどあなた方を愛しているのだ。
が、赦しても忘れない。
だから、キーサンは、イヤラシイ再発というところで、落としどころを見つけて落とすのだ。
それがわからなきゃ、よっぽどの馬鹿よね。(そういった人は、あれ以来、館近くの駅では見ていない。今頃何をしているのやら。)
何やら意味不明な長い文章でごめん。
それじゃあ、また会おう。読者さんたちよ。
今夜はまた 冷え込んでますね
眠りづらい かもですが
どうぞ じゅうぶんに
暖かく して
おやすみなさい ~。.:*・゜ ☆
わたしも 今から 就寝 (o^-')*
優しいコメントありがとうおやすみなさいおやすみなさい