仮に恋愛や友情が、自分と相手との関係が、極限までに近づく関係であったとしても、私はあなたではない。
母子密着の関係から卒業できない人は、往々にして、自分と他人に区別がつかずに、人間関係を自ら壊してしまう。
このような人は、図々しい人に利用されがちになる。
図々しい人は、自分と他人の区別がついている。
ついたうえで自分と他人の区別がつかない人を利用しにかかるのだ。
怨恨や痴情のもつれによるトラブルは、大体、自分と他人の区別がついてない人たちにおきがちなことだ。
しつこく相手に密着することを望み、嫌がった相手に逃げられ、逆恨みしてトラブルが起きるパターン。
または、好意があるふりをして近づき、利用するだけ利用して、後は捨て去るずるい人間を恨み、トラブルが起きるパターンだ。
大体、人間関係のトラブルなんてのは、金銭トラブルも含めて、親兄弟のような人間だと相手を錯覚するところから始まる。
おそらく、加藤諦三氏のいうところの甘えた大人という人たちは、こんなタイプの人だろう。
そこで目が覚めればいいのだが、なかなか目が覚めず、在京キー局のテレフォン人間相談に電話をかけることになるのだ。
今年一年で学んだことは、そんなことだ。
皆さんはどんな教訓を今年学んだことだろう?
そんなわけこんな訳で、自分が加藤諦三氏の言うところの甘えた大人だと気づいたИКМТであった。