goo blog サービス終了のお知らせ 

目覚めた孔雀。独り言三昧。

目覚めた孔雀の独り言です。

自由・平等・博愛。

2020-03-22 11:19:33 | しんぶんクロハタ並びに小黒金剛石
(2020.03.22 21:17-加筆訂正)
よく、自由・平等・博愛は相矛盾するという人がいる。
だからこそ、上の3つの理念を基本原理として並べるのである。

考えてみよう。
もし3つの理念がお互いに導き出せるのであれば、わざわざ並べ立てることもなかろう。

相矛盾してお互いに導き出せないからこそ、数学の公理系のように、この3つを土台にして、法令を作り国家を運営していくのである。

この3つの理念を最初に言い出した国は、フランスである。

これは余談だが、ジャック・ラカンという精神分析家が、フロイトが創始した精神分析学を発展させ、新しい理論を提唱したことは読者の皆さんの中にご承知のこともおられるかもしれない。

私もやってみたことがあるのだが、ラカン理論の解説書を読むときには、努めて情緒的な要素を消し、あたかも数式のように紙の上で彼の主張を書きながら書いていくと、わかるときもある。

時間のある人は、試してみると良い。

さて、話をもとに戻すが、そんな感じで自由・平等・博愛を根底にして憲法や法令を定立し、今までの王政国家からブルジョワ市民国家を作ったのが、フランス共和国である。

この相矛盾する自由・平等・博愛を土台に国家と法令を構成して、どんな政治を行おうか?

私も考えてみるが、時間のある読者様も考えてみると良い。

以上である。
青空新聞社主筆・いけもとてつこう。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。