9月22日(火)
約束の10時に病院へ・・・・ぐったりとした MILL の様子を見て注射を4本ほど
打ってくださいました。そして25日の予約を入れた病院は夜間診療をしているので
予約を待たずに 今日の晩9時に (9時から診療だそうで) 電話をしてその病院に行くように
言われました。
こちらも早く MRI を撮ってもらって 手術をして楽にしてやりたいと思っていたので
わかりました。と言うことで帰ってきました。
MILL はこの時点では もう声を発することもなく、私達の抱きかかえ方が悪くても
痛がる様子も なくなってきていました。
お水をあげるのも、横になった状態でしか飲めなくなっていました。
それでも首の所を支えてやると よほど喉が渇くのかガブガブと飲んでくれました。
食べ物は一切受け付けませんでした。
朝の10時から夜の9時までの長かったこと・・・・・
9時に電話をかけたのですが話し中で繋がらず 結局繋がったのは9時半を廻っていました。
今までの経緯、先生の話を伝え、診てもらえることになり、急いで病院へ走りました。
病院に着くと MILLは すぐに診察室に連れて行かれ 私達は待合室で待っていました。
30分ほど待った後、呼ばれて先生の説明が・・・・
先生から「主治医の先生から脊椎軟化症という病気のことは聞かれましたか?」と・・・
全く聞き覚えもない病名でした。その先生から脊椎軟化症の詳しい説明を受けました。
下記に載せました説明文は 後日 ネットで検索をかけて調べた内容ですが、先生は
私達にわかりやすく説明をして下さいました。
犬の脊髄軟化症は脊髄出血と虚血の結果として脊髄壊死が起こり
72時間以上かけて上向性下向性に進行して犬の命を奪う病気である。
多くはハンセンⅠ型椎間板ヘルニアの発症時の椎間板物質突出、
逸脱の衝撃が引き金になる。
症状は一般的に後肢麻痺から徐々に麻痺の範囲が拡大して前肢にも
麻痺がおこり末期症状として呼吸困難、心肺停止となり多くが死に至る。
急性の脊髄損傷や椎間板疾患が発病の引き金になるとされている。
統計上、椎間板ヘルニアを発症する犬のうち、約5%がこの
「出血性脊髄軟化症」に進むことが判っています。
身体所見では MILL はこの脊椎軟化症である可能性が高い とのことでした。
そしてこの病気にかかると大体1週間ぐらいで亡くなると・・・・私達の発病からの
行動も主治医の先生の処置も遅れもなく適切ではあったけれど・・・完治する可能性は
ゼロに等しいそうです。幸いにも命を取り留めたとしても、壊死が起こっているので
後ろ足は全く動かない状態、とかだそうです。
MILL の場合は、おそらくもっと進行しているだろう とおっしゃいました。
脊椎軟化症であるとの判断を出すには MRI を撮る必要があり その為には全身麻酔を
するのだが、今の MILL の状態では心臓が弱っているみたいなのでそのまま逝ってしまう
可能性もあるとのこと・・・・又、このまま放置していても1週間は保たないだろう
とも・・・・・・