COCO ISLAND

自由 気ままに のんびりと・・・

脊椎軟化症(4)

2009-10-03 19:36:28 | ペット

 
 正直、頭をハンマーで殴られたような衝撃を受けました。

 この病院に来れば、90%の確率で治る!と信じて連れてきたのに・・・・

 この時・・・そう言えば最初に病院で診察してもらった時に稀に死に至る云々の

 話を聞かされていたことを思い出しました。・・・あぁ~~この事を言ってたんだ~~


 だけど・・・まさか その5%の中の1匹になるとは・・・・・・

 もう 目からは涙が出っぱなしで・・・・・・旦那が「どちらにしても MRIを撮って

 下さい!」と先生にお願いしました。

 先生も了解して下さり、私達を MILLの寝かされているゲージの所まで連れて行って

 下さいました。何も知らずに力もなく横たわっている姿を見ると涙があふれ出し

 ただただ体をさすってやってました。旦那に促されてゲージから離れるときの辛かったこと・・・

 

 それから 約2時間あまり私達は待合い室で じ~~と待っていました。その間にも

 色々な犬やネコがひっきりなしに診察を受けにやって来ていました。治療が終わって

 出て行く姿を見ていると・・・ 又、涙が・・・・・



 9月23日(水)

 日付が変わった頃、先生に呼ばれました。そしてMRI の画像を見せてくださいました。

 最初に話してくださったとおり 脊髄軟化症に間違いなく もう頭の方にも進んで

 いるのだそうです。他の普通の椎間板ヘルニアの患者さんの画像も見せてくださって

 MILL との違いを説明してくださいました。 もう現実を受け止めるしかありません。


 MRI を撮る前に先生が安楽死を考えるのなら 本当は主治医の先生の所に行って

 してもらうのですが、MILL の場合 MRI を撮るために全身麻酔をするので そのまま

 眠らせてあげるのも良いかも・・・・・と・・・・・


 旦那が私に・・・そうしよう!いいやろう!その方がMILL にとっても良いと思うで!

 と言われ・・・・でも・・即答は出来ずにただただ涙が出るばかりで・・・・

 現実を受け容れないといけないんだけれど・・・・でも最後は頷かざるを得ませんでした。

 MILL の為にはその方が良いんだ!と自分に言い聞かせました。


 
 先生が 麻酔で眠っている MILL の所へ案内してくださいました。

 私は MILL をなでてやり・・・MILL の体に顔を埋めて泣いてしまいました。

 先生がここで最後を見届けられますか?って聞かれたのですが・・・私も旦那も

 首を振ってしまってました。

 私のネットのお友達のプロフに『犬の飼い主のための十戒』がリンクされています。

 その中に 『最期の旅立ちの時には、そばにいて私を見送って下さい 「見ているのが

 辛いから」とか「私の居ないところで逝かせてあげて」なんて 言わないで欲しいのです 。

 貴方が側にいてくれるだけで、 私にはどんなことでも安らかに受け入れられます
 
 そして......どうか忘れないで下さい 私が貴方を愛していることを。』

 って書かれています。

 でも・・・・私達にはどうしても出来ませんでした。MILLの為とわかっていても

 私達自ら、彼女に死を押しつけてしまったような罪悪感・・・・

 それ故・・・逝ってしまう彼女の姿を 目の前で見る勇気がありませんでした。

 ずるい、可哀想・・・と言われるでしょうねぇ~~


 今 考えると 苦しくても、辛くても見届けてやるべきだったのでは??

 一人で逝ってしまって寂しかったかなぁ?? と・・・それを思うと涙が止まりません。

 

  ごめんね~~MILL   そばいいてやらなくて本当にごめんねぇ~~



コメント (2)
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