うみにおふねをうかばせて

四十路 田舎嫁 あれやこれや。

記憶を呼び起こせ

2020-03-18 11:55:15 | 日記
この職種(接客業)に就いて長いが、
私にはこの職種において
間違いなくプラスポイントになるであろう
あるスキルが致命的に欠けている。

私は。人の顔を覚えられない。

親戚の顔(旦那さん側)さえも覚えられない。
それって大事。それって結構どうよ?

興味がないからだね。

と、そちらに関しては割りと
デキる方の旦那さんの反応は冷ややかだ。
だから健気に隣で名前を連呼しながら
ヒントをだしてくれたりする。
かたじけない。至らない嫁で。

仕事の話に戻ろう。

バンバンと推進商品を売りまくる
同僚スタッフたちは、
この前〇〇を買ったお客様だ。
その後どうなったか様子を訪ねてみよう。
とさらにカルテなどを確認せずに、
〇〇さん、こんにちは。
その後様子はどうですか。
とか声をかけてみたりしている。
マダムたちはそういった特別感が
とてもお好きだ。
それが更なる販売に繋がる
ことがとても多い。

私にはそれが出来ない。
例え自分が販売したお客様でも、だ。
もしも旦那さんが上司であったならば、
きっと身内のならではのフランクさで
私にやる気がないからだね。と
ばっさりと切り捨てることだろう。
あぁ、よかった。
旦那さんが上司じゃなくて。

カルテをみたら、カウンセリング内容を
思い出すことは出来るのだが、
それでは駄目なのだ。特別感、だ。
お客様、感だ。こんにちはマダム、だ。

これではいかんと、薄々思い始めた
私は、打開策を考えた。それは、

みんな平等に接する。ということだ。

せめて平等に人懐っこく接することだ。
特別感は諦めた。ならば平等だ。
平等に日々四六時中、こんにちはマダムだ。
しかしだ。平等に接するというのは、
なかなか骨の折れる行為のようだ。
私にとって。だからこそいつも穏やかで
フラットな人は凄いなと感心する。

そうして観察力だ。一見さんなのか、
常連さんなのか(カルテの有無)言葉の端端、
行動や醸し出す雰囲気で読み取る。
この点においては恐らく苦ではない。
暫しの観察によって読み取り、
カルテ、書いてみませんかとか、
カルテ、以前記入頂いていましたよね。
繋げることは出来る。

だから何が結局言いたいかと言うと。

顔覚えられないと嘆いてみたところで、
私好みのイケメンの顔は覚えられると
いうことだ。←なんですって?笑

先日。大手チェーン店の
Mなマークが目印のドライブスルーを
利用した時のこと。

お待たせいたしました。
ありがとうございます。と挨拶と共に
爽やかなスマイルをかましてくれた
どイケメンな若者が居た。

私はじっくりと数秒間、美の素晴らしさ
を堪能をした後、ありがとうございます。
と商品を受け取り、気分良く家路に
着いた。とても気分よく。

数日後、レジ業務の際。
お願いします。と買い物カゴをおいた
男性お客さまがいた。

声からして若者ね。 
なかなか好青年じゃないかと、
顔をあげてみたらば、あの時の
Mなマークのどイケメンなクルーであった。

私は、
イケメンだと顔を覚えているようだ。
なんということだ。

追記するとイケメンは、
買い物の中にコンドームも入っていた。
大方はそれを買うときには、
若干コソコソするか、寡黙になるか
の二択になるのだが、イケメンは
全く清々しく堂々としていた。
流石イケメンだ。大好きだ。





ゆらぎ

2020-03-12 13:49:25 | 日記
性懲りもなくまた手を出してみた。
川のせせらぎとか海辺の波音とか
自身の生活が、
四方八方ナイスビューな
海に囲まれているくせに、
いざその身を任せてみると
途端に落ち着かなくなり、
5分ともたないヒーリング系に。

昨日も恒例のYouTube漁りで
偶然見かけた「ソルフェジオ周波数」
なるものが気になり、
自然系な音が苦手ならば
ある種作られた感のそれならば
イケるのではないかと、
それをヘッドフォンで聴きながら眠りに入る。なんだか宇宙を思わせる調べで、
なんとなくこれは大丈夫そうだ。
私は安らぎが欲しいのか。
まあそうなんだな。大人って。

ソルフェジオ周波数。およそ私には
縁がないスピリチュアル要素が
プンプンしている類のようであったが
用法容量をネットでざっと調べてみて、
528㌹バージョンを試してみたら
たった一回で効果が抜群であった。

ある意味で。そりゃあ物凄く。
すごいぜ、ソルフェジオ。

そう。私はその夜。

近年まれにみる、
「悪夢」におそわれたのだ。

悪夢。
それも私的にかなりヘビーな方で。
内容は私に特化した、
恐らくこの世界で私だけに悪夢だわと
思わせる内容であった。
登場人物(リアル)、起こる出来事(不安要素)。
それら全て。

あまりの悪夢さ加減に嫌気がさして、
無理やり夢の中で、
眠りから覚めなければと強く争うほどに。

そうして目を覚ましてほっとして、
再び眠るのだが、またしても悪夢。
朝になってようやく、ヘッドフォン外せば
よかったのね。と2度目の悪夢の方を
回避できたかもしれないことに気づいた。

なんだこれはと、 
こんな筈ではなかったと、
朝起きてなんの感慨もないわとか、
ちょっと目覚めがいいわとか、
そっち方向の効果具合を期待していた私は
もう一度ググってみる。
すると、中には自身の奥底に
眠っていた深層心理が刺激されて
悪夢を見る方もいます。とのこと。
やだもう。私刺激されちゃったのね?
ソルフェジオに。
めちゃくちゃ悪夢だったもの。恐るべし。

また試すかどうかは、なんせヘビーな
悪夢だったので勇気がいるんだけれど、
ソルフェジオは色々種類があり相性なども
あるとのこと。一発目で悪夢をみた私には
恐らくソルフェジオ療法は効果があるとの
ことかしらん。朝食のお皿を洗いながら
悶々と考えていた。

でもね。あの悪夢の真っ最中、私は
その場から逃げ出したくてしょうがなくて
夢の私は「翔べ!この場から逃げ出せ!」
と強く念じたんだ。
そしたらブワッと浮かんだんだよ。
現実世界で空中浮遊した経験は
勿論ないのであくまで感想になるんだけれど、
なんというかブワッとなった。
そうして翔んだ。

その感触、リアル感。

悪の組織と闘うファンタジーな番組の中の
可憐な少女たちも毎回この感触を
感じているのかしら。
そうだとしたら大変よね。。。
とひと事のように思った感触であった。
ブワッ、は魂が分離しそうな
ブワッ加減だった。

ふう。。
四十路すぎの女がなにを語っているのだろう。そんなわけでソルフェジオ体験談でした。