うみにおふねをうかばせて

四十路 田舎嫁 あれやこれや。

月のあかりが綺麗な夜に。

2020-10-30 13:34:00 | 日記
南の島あるある。
(いや、海に面した土地ならではかも?)

カニの道路横断。

夜、所用につき外出。
道路の中央ライン(正式名称が解らない)に
こぶし大程の何かを発見。

その何かは何やら動いている。


あ。

カニだ。

瞬時に車のスピードを落とす。


カニの方でも、
あ、車だと思ってくれたのか
横断を一旦とめた。良い子。

そうして、
そのハサミをグラグラと
動かして私を促す(かのように見えた笑)
良い子。
だからそのまま車を進めることにする。

バックミラーでカニを確認する。
カニは再び横断を開始したようだ。
私はさらに後方奥を見て、
後続の車が居ないことを確認した。
カニよ、今のうちに渡りきってくれよ。
もはや距離が離れて
小さな石ころにしか見えないカニを思う。

所用が済んで帰り道。
先ほどカニに遭遇したポイントに
差し掛かる。少し不安になる。
無残に轢かれたカニの残骸なんて
ありませんように。少し祈る。

残骸は見当たらない。どうやら、
あれから無事に渡りきったようだ。
少しほっとする。

月がとても綺麗な夜でした。

家について、
旦那さんにそのことを、
カニのモノマネしながら話してみたけど
ふーんって素っ気ない。つまらぬ。
だからもう、振りかざしていた
ハサミチョキチョキのポーズを下ろした。
つまらぬ。つまらぬ。つまらぬ。

そんな夜でした。




信じるも信じないもあなた次第です

2020-10-25 13:48:00 | 日記
なぜなんだ。

なぜ、
小さな虫というのは突然力尽きて、
落下してくるんだ。
さっきまで空中高く
ブーンだかふぁーとか
とりあえずそんな佇まいで
飛んでいたハズではないか。 

いや、
今私の手元で大往生のポーズを
キメてるこヤツに至っては
もはや小さすぎてか細い奴で
むしろ実は幻かと思ってつい先ほど、
思わず二度見した奴ではないか
しっかり見ていたんだぞ。お前。

なぜ空中でいきなり力尽きるんだ。
なぜそこで寿命が尽きるんだ。

ちきしょう。羨ましいじゃないか。
燃え尽きたのか?華々しく散ったのか?
最後の最後まで飛ぶ虫であり続けたのか?
なんて生き様なんだ。
これが虫の生き様なのか。


ああ、さて。

秋ですね。

虫たちも大喜びではしゃぎ回っていますね。


先日。
地域行事に参加していた旦那さんから
そんな虫のお話を聞きました。

その日は一日中御嶽(うたき←地域のお祈りなどをする神聖な場所)で線香をあげ続ける役目を
仰せつかった旦那さんでしたが、

ふと視線を下に向けたとき、そこに
でっぷりと太ったバッタがいて
それはそれは奇妙な動きをしていたそうです。

なんというか、
踊っていたそうです。

お尻をプリプリと動かして
旦那さんを挑発していたそうです。

旦那さんはそれをふーんってな感じで
スルーしたそうですが、
その場にいた感受性豊かで
標準型の地域のマダムたちは
その姿になんらかの
メッセージを受けたらしく

「あなたは誰の生まれ変わりですか?」
「もしかして先月亡くなった◎◎さんか?」
とかキャッキャと話しかけていたそうな。

90過ぎで亡くなった◎◎さんが
お尻フリフリなんてシュールすぎる。

聞いた私はそう思いましたが、
地域のマダムたちに逆らっては
生きていけないと
第六感がピンピンに働きましたので、
旦那さんのお話にはへーそうなんだと
さも慎重に頷いてみせました。

そうして、そのバッタは
いつのまにか居なくなったそうですが
後日談として、
その日参加していた
あるマダムのバックに
引っ付いていたそうな。

きっと連れて帰って欲しかったのよー

ただ今その話が
地域マダムたちのちょっとした
トピックだそうです。



うん。

秋ですね。





ところで。だけのお話

2020-10-24 23:21:00 | 日記
ところで。
最近のマイブームはモノマネです。
もっと詳しく言うと
「流暢に日本語を話す外国人の真似」です。
(参考動画を貼っておきます)



モノマネとしてのお気に入りは
夜な夜な鑑賞していている
某国のキラキラした夢の国の住人たちが話す
拙く可愛い日本語を真似したものなのですが、
馴染みがあまりないようで、
周囲にキョトン顔をされるのがオチです。

なので私的にウケ率が高い、
「イギリス英語圏の方が話す日本語」
を披露するのですが、どうも世代的に
ルー大柴さん状態になるのね。
まだまだ精進せねば。
(いやいや頑張るとこはそこじゃない)

この口調で愚痴をこぼすと
ほぼノンストレスで相手が笑いながら
聞いてくれるので病みつき笑
そう。聞いてくれるだけでいいの笑


ところで。
もう一つのマイブームは
「東京ゲゲゲイ」を堪能すること。
この世界観がたまらなくツボなのです。

いつかカラオケで熱唱したい。
しかし、某ウィルスのせいで行けない。クソ。

ところで。某ウィルス。

この件について、
普段全く政治に関心を向けない
ウチの旦那さまなんですが、
いよいよ地元行政の対応のぬるさに
イライラしてしまったみたいで、
頻繁にヘイトするのね。

主に私に向けて。

旦那さまは、
その回答を私に求めてくる訳よ。
いや私、市長じゃないし。

この間も、
広報誌の市長の言葉に食いついて
「会食の際は気をつけてください?
はぁ?どう気をつけるんだよ?!」
と難クセ息巻くからさ、

もうね、言いましたよ。
市長に代わって重々しく答えましたよ。
「喋らずに、静かに.ってことです。」って。
旦那さま一瞬、納得しちゃいましたけど。
いや いや いや 。

あれ?

ようやく気づいたけれど
大幅に話軸からそれていますね。
そう。そう。ゲゲゲイ、よ。最高なの。


うーん。

なんだかまた観たくなってしまったわ。
ゲゲゲイ、厳選動画を貼りながら紹介します。




←先ずはソフトな(私が思う)方から。
入門編には丁度よいかと。



←入門編でいいんじゃない?ってなったら
こんなティストもあります。80年代的ですね。
この曲はバラードバージョンもあって
歌詞内容も変わります。
そのバラードバージョンのラストサビは
私の中で
クリティカルヒットしてしまいました。



←この曲を私はカラオケで熱唱したい!!
同席の皆を置いてけぼりにして私は
熱唱したいのだ!
この手の曲調が大好きなのです。
椎名林檎テイスト←賛否認めます

かあちゃんは今日もゆく セクハラ編

2020-10-23 03:03:54 | 日記
南の島あるあるなんだけれど
相手の名前を呼ぶとき、苗字ではなくて
下の名前で呼び合うことが多いのね。

自身のことも私、俺、とかでなく
名前呼びをするのもわりかし普通。
ぶりっ子じゃないし、オネエでもなく、
島ではそれが普通。
大人になってもまかり通る。
南の島のあるある。

そうして、いい年した大人が、
自身のことを名前呼びして話す様に、
驚いてそして笑えてしまうのは
移住してきた他県の人あるあるらしい。

だけれどいつのまにかそんな人たちが
自身のことを名前呼びしてるのを見かけて
内心ニヤリとするのね。
あなたもすっかり南の島の住人ね。
ウェルカムマイファミリー。
仲良くしましょうね。

ところで職場に、
ずっと私のことを苗字呼びをしていた
青年スタッフがいました。

わりとくだけて
話すことができる仲ではあるけれど
そこはきっちり線をひいていたのね。
その点については問題もないし、むしろ
彼らしくて好感をもってたんだけど、
でも、だからかしら、
私もなかなか恒例の息子呼びができない
相手だったのね。

そうしたさ。
いきなりその日が来たわ。

パソコン画面上で数日間の
シフトを2人で確認していた時に
その瞬間が訪れたの。

やばい!この2時間、
うみさんと俺しか
レジができる人いないです!

うん?

今、言いましたね?
うみさん、言いましたね?

なんとなくやり過ごせばいいのに、
私は思わず突っ込んじゃったよね。

あ!(しまった!って顔)
いやぁ。。。いいですか?

青年スタッフ、照れながらそう返す。

嗚呼!!可愛いぞ!
クソ可愛いいじゃないか!
勿論だとも!息子よ!

私はそう言いながら、
その頭をグリグリ撫でたよね。

もう。。やめてくださいよー
セットが乱れるじゃないですかー

青年スタッフは髪を撫でつけながら
後ろに下がりだしたんだけど、
いや、いいじゃんいいじゃん触らせろよって
セクハラかあちゃんが暴走した瞬間だったね。

俺も、うみさんに息子って呼ばれたよー
って言ってましたよと後日、
別のスタッフから聞きました。
残念でした笑もう後戻りは
致しませんよ。


王子様と魔法陣

2020-10-21 02:13:00 | 日記
夜勤勤務の私は
たまに日勤に回されることがある。

これははっきりいって 辛い。
(だいたい組まれるのはヘルプ要請の
日勤だから夜勤明けからのソレ)

私の身体は完全なる夜型だし、
休息時間不十分での勤務だから
四十路の体力じゃ追い付かない。

しかし。やるしかない。
店を回していかなければ。
日銭も稼がねば。(ヘルプ勤務は割増)

しかし、辛い。

いつもはグースカ寝ている時間に、
笑顔の接客をしなければいけないし、
覚醒してないのに商品出しは陳列場所を
思い出すのに少々な時間を要す。

なのでお昼休憩。
目覚めの一発を込めて
光合成を求め外で食べることにする。

車内で
コンビニで調達した
おにぎりを頬張りながら
ブラックコーヒーをすする。
染み渡るぜ。カフェイン。

本日の休憩場所は
野球場が一望出来る場所。
高校球児が青春の白球を追いかけている。
それにしても染み渡るぜ。カフェイン。
ビックサイズにしてよかった。
カフェイン注入。覚醒までもう少し。

ふと、
次の打席を待っている選手に目がとまる。
少年が片膝ついてバットを手にしている。


ん?
嗚呼。

まだまだだ。


ちょっと大目に
コーヒーをすする。

私はまだ夢うつつだ。

ネクストバッターボックスが
魔法陣に見えてしまう。
彼は思春期の魔法使いだ。
そう。そのバットは初期装備の杖。

。。私はまだ夢うつつだ。


ラジオから懐メロが流れ出した。
少年隊/wats your name

記憶を探り出しながら一緒に口ずさむ。
思いの外スラスラとでてくるので
だんだんと調子が出てくる。
眠むかったのに魔法陣だしたくせに。
幼い頃の記憶力は偉大。

そういえば、
幼い頃は少年隊の東山さんのことを
紛れもなく王子様だと思っていた。
そうして東山王子様が、白馬に乗って
いつか私を迎えに来てくれるんだと
思っていた。
いや、疑いもなく確信していた。
(脳内お花畑絶賛爆進中時代)

まあ。
幼心の夢はいつしか現実に揉まれ
私の横には毛むくじゃらの
歌い踊れない流し目もしない
寡黙なくせにいつのまにか皮肉屋になって
しまった恐らく昔は少なくとも私にとっては
王子様だった旦那様がいるわけだけど。
まあいいじゃない。平和よ。

とにかく。思い出したの。
そういえば思い出したの。
私の初恋は東山王子様だったわーと。

そんなことすっかり忘れて今まで
過ごしてきましたねー。と。
なんとなく、そんな自分に腹が立って
ブラックコーヒーとタバコを持ち直して
少年隊の動画を漁りだした休憩時間でした。



キレッキレに踊ってるぜ!王子様!

幼い頃、夕飯時に歌い踊る王子様を観て
胸がドキドキしすぎて、白米が喉に詰まったワ笑