ワタクシの「第2の冷蔵庫」及び、
「接客マナーの学びの場」として
足繁く通う近所のコンビニ。
あまりにも頻繁に通うし、
それも日に2回とか通う時もあるし←
だからやっぱり
スタッフに顔を覚えられてるようで。
先日は、
「今日はアイスコーヒー買っていかれないんですか?」と聞かれたし、本日は、
「最近、電子マネー決算になりましたね」
とそれぞれ別々のスタッフとの
会話も添えられたりする。常連認識確定。
だから、
「はい、今日はコーヒー辞めておきます」
「電子マネー、早くていいですよね」
とそれぞれ卒なく返答する。
そうして最近に至っては、
「ありがとうございます」の代わりに
コンビニ店長からは「いってらっしゃい」と送り出される始末。いやー!
(今日は、電子マネーでもポイント貯められるんですよ。Tカードありますよね。と教えて頂けた。恐縮です。)
こうして常連客確定の私なのだか、
いやまてよ。ふと思う。ちらと思う。
私、コンビニスタッフ間であだ名とか
つけられてるかもしれない。って。
アイスコーヒーを必ず頼むから
「レイコーおばさん」とか
(業界用語-アイスコーヒー=レイコー)
それか単純に、
「〇〇〇おばさん(注/店舗名)」とか。
まあ、それは構わない。
何故ならそれはお店あるあるだから。
私らだって、スタッフ間での
安直でシンプルな
あだ名の2.3はあるのだから。
「イケオジ」
ダンディで浅黒顔のイケメン搬入業者60歳くらいの方、重い荷物の搬入を押し介添してくれる優しいおじ様。若者業者も見習って頂きたいものだ。
「たまちゃん」
自身をそう呼ぶようにと自ら指定笑
明るく気さくな方だが少々話が長い。
「校長先生」。
いや、本当に校長先生なのだか。笑
校長先生、ビールを毎回、ケース買い。
お付き合いなのか酒豪なのか疑問が残る。
とかね。あるわけで。だから
全然あだ名がつくのは構わない
ただね。引っかかるのはね。
私にあだ名をつけるなら
末尾「おばさん」がつくんじゃないか、と。思うわけですよ。哀愁。
いやね。
確かに齢もうおばさん、よ。
不回避、よ。
だけどね。まだ認められないの。
頭で分かってても、心が、ね。
むむむ、ってなる。
土地柄ね、姪っ子甥っ子は
叔父さん、叔母さん呼びではなく
にーにー(兄)、ねーねー(姉)
であるからね。←これ可愛い習慣よね。
おばさん、が聞き慣れないのよ。
いくら
体型が、まんまるになっても
顔が重力に沿って垂れても
白髪が増えてきても。
体力が落ちてきても。
心が、気持ちが、抗ってる。
そう、気持ちが若いままでいる。
折り合いがつかないでいる。
敏感なお年頃真っ只中なのだ。
思春期より拗らせているかもしれない。
おばさん、って言われるの嫌だ、と。
おばさん、って思われるの嫌だ、と。
本当に嫌だ、と。切実。
そんな話を旦那さんにしたら、
フフンと鼻あしらいをしたのち
「知ってる?人の印象は殆ど見た目だからね。」と痛恨の一撃を放ってきた。
旦那さんからの一撃に瀕死状態の私は、
息も絶え絶えながら呪いの呪文を唱える。
目には目を。目くそ鼻くそ。を。
「じゃあ、キミは
オジサンって言われても平気なんか?」
なんだと?といわんばかりに
今度は
彼のメガネの奥の瞳が大きくなった。
「いや、俺はオジサンじゃねーし。」
なるほどね。そうだね。
自分から話しかけたくせに
なぜかとたんめんどくさくなってきた
私は会話を終結させた。
私はおばさんがまだ嫌だ。
旦那さんもおじさんがまだ嫌だ。
そんな拗らせ中年夫婦、秋の空。
「おじさんじゃねーし」
また旦那さんが繰り返した。